佐潟自然生態観察園のセスジイトトンボ

kanazu362008-07-04

我が家の庭にもう赤トンボが舞う。
知人から佐潟に淡い青色のイトトンボが群れをなして 
湖面を飛んでいると聞いた。
トンボといえば、江戸中期の女流俳人、加賀の千代女の
「とんぼつり 今日はどこまでいったやら」 を思い出す。
6月30日佐潟を訪ねた。
佐潟水鳥湿地センターの人の話では、淡い青色のイトトンボ「セスジイトトンボ」といい
自然生態観察園に行けば見れると。
「セスジイトトンボ」の昆虫カードが、佐潟水鳥湿地センターに置かれていた。
・セスジイトトンボ佐潟いきもの昆虫カードから)
 南西諸島を除く日本全土に分布しますが、北日本では沿岸地方に限られます。
 新潟県沖積平野に広く生息し、佐潟ではよく見られます。
 オス・メスとも腹背側に黒いすじがあります。
 オスの体は青色で、メスは黄緑色です。
 岸のまわりにの植物に静止して、なわばりを持つことが多いです。
・自然生態観察園のセスジイトトンボ
 潟を左回りで自然生態観察園まで歩いた。
 途中に赤塚小学校の「菜の花学校」の菜の花畑がある。
 6月25日、5年生35人がカマで菜の花畑の菜種の刈り取りを行い約600平方
 メートルの畑から約20キロの菜種を収穫した。
 畑を過ぎ林を抜けると自然生態観察園である。
 観察園の池のまわりに木道がありヨシが茂る。
 池のオタマジャクシや小魚が、人の足音に驚き逃げ回る。
 カエルが鳴き、オオヨシキリが鳴く。
 木道のまわりのヨシ原に腹背側に黒いすじがあり体が青色のトンボが何匹も飛んでいる。
 ときどきヨシの葉や木道に止まる。
 昆虫カードのセスジイトトンボと比べる。
 セスジイトトンボだ。
 体は糸のように細い。
 淡い青色の美しい姿をデジカメで撮った。 
子どものころ、羽も体も黒いイトトンボを「メクラトンボ」と呼んでいた記憶がある。
あのトンボは、何という名前だったのだろうか。
「とんぼつり 今日はどこまでいったやら」。
タモ(網)と虫かごを持ち、友達と野原や河原や池を飛び回りトンボとりをした子どものころが
懐かしい。

トンボとり (イラストを模写)