カボチャとイトウリの栽培に挑戦

kanazu362008-07-08

夏の風物詩、下越地方の五穀の豊凶を占う神事、
蒲原神社(新潟市長嶺町)の「御託宣(おたくせん)」が
7月1日行われた。
今年の作況は「五穀 八分の作 風あり」と。
金子隆弘宮司は「風の字の中に“虫”があるので、風または虫は付くが、作柄はいい。
良い御託宣だった」と。
近所の農家の畑に大きなお化けカボチャが2個も生っている。
メキシコ産のカボチャで大きくなると100キロを超えるが今はまだ約40キロの大きさ。
秋には町内の文化祭に展示するという。
カボチャとイトウリの栽培に初めて挑戦した。
5月3日農家からカボチャの苗を2本買い植えた。
イトウリは4月22日種をまいた。
・カボチャ
 日本で栽培されているカボチャは、日本かぼちゃ・西洋かぼちゃ・ペポかぼちゃの
 3種類。
 かぼちゃの原産地はアメリカ大陸。
 日本に伝えられたのは17世紀。
 カンボジアからきたので”かぼちゃ”の名が、このときの品種は、今でいう日本かぼちゃ。
 江戸末期になると西洋かぼちゃが導入された。
 ・1回目の苗植え
  5月3日農家から苗を2本買い植えた。
  6月12日花が咲き始め授粉する。
  6月19日3個実をつける。
 ・2回目の苗植え
  近くのホームセンターにカボチャ(えびす)の苗が売られている。
  説明書には「市場人気最高!うまいカボチャの代名詞!」
  果皮は濃緑地に果肉は濃黄色。
  開花後35日で可食期となり45日から50日で完熟期を迎えると書かれている。
  6月30日苗を2本買い植えた。
  開花はこれから。
・イトウリ  
 イトウリはとても不思議なめずらしい野菜だ。
 硬い皮の下にソーメンのような太さの実が巻かれており、輪切りにしてゆでると、
 ほどける。
 漬物・サラダ・炒め物で食べる。
 ・4月21日畑に種をまいた。
 ・6月25日花が咲き始め授粉する。
 ・6月28日3個実をつける。
・イトウリの人工授粉に挑戦
 カボチャもイトウリも1本の茎に雄花と雌花が咲く。
 雄花が先に咲き遅れて雌花が咲く。
 花をよく見るとつぼみの下に実を付けているのが雌花。
 我が家の畑では虫などによる自然受粉は期待できない。
 確実に実を生らせるため妻は雄花をもぎ取りオシベに手を触れないようにして雌花の
 メシベに直接押し付けて人工受粉する。
 人工受粉したカボチャやイトウリの実が大きく育っている。
 人工受粉しなかった雌花の実も膨らんでいる。
 妻は、受粉していなければいずれ腐って実は落ちるという。
 実が大きく成長するかどうか調べるためビニール紐を茎に結び付け目印にした。
 7月4日早朝、妻の教えられたとおりの操作でイトウリの人工授粉に挑戦した。
 花の開いている雄花をもぎ取りオシベに手を触れないようにして雌花のメシベに
 直接押し付けた。
 成長を楽しみにビニール紐を茎に結び付け目印にした。
 翌5日人工授粉したイトウリの花はもうしぼんでいた。
 授粉は1日の勝負なのだ。
 受粉しなかったイトウリの実は、花の下部の実の部分から腐り始めていた。
カボチャとイトウリは、どちらも大きな実とつけているのでの栽培の挑戦は成功。
農家の人も「お前さん上手だね」と驚きの声を・・・
あとは収穫を待つだけ。
6月24日にまいた大根と白インゲンも芽を出した。
三寸ニンジンも7月2日に芽が出た。
トマトも日ごとに大きく赤くなる。
楽しい収穫が続く。
早朝の畑の見回りは今日も続く。 

イトウリの人工授粉 (イラストを模写)