古町界隈42年ぶりに東・西堀通りの一方通行が解除

kanazu362008-08-03

今朝(8月3日)のNHK夏季巡回ラジオ体操・
みんなの体操会は新潟県燕市からだった。
新潟古町の車両や人の流れが大きく変わるか。
東堀や西堀の一方通行が7月23・24日から解除され
42年ぶりに相互通行になったからだ。
東堀通りや西堀通りは、公共下水道計画や新潟国体1964年(昭和39年6月)に合わせ
1964年(昭和39)に埋め立てられ、1966年(昭和41)から一方通行となった。
新潟に就職し川岸町の寮に入ったのが昭和40年6月だった。
土日には、白山駅前からバスに乗り古町に遊びに出た。
古町や東堀通りや西堀通りも歩いたが、車の通行には興味もなく当時は相互通行だった
という記憶はない。
現在の古町地区の総合交通規制は、昭和41年に慢性的な交通渋滞の緩和や事故防止等
を目的として実施された。
しかし、新潟バイパスや千歳大橋や柳都大橋等の道路網の整備により、万代橋の交通量が
減少するなど交通環境が大きく変化た。
また、今年3月には柳都大橋の先線(万代島ルート線)が東堀まで整備されたのを契機に
規制が見直され今回の解除となった。
新潟市商店街連盟の歩行者調査によると、古町通7の1日当たりの通行量は2006年は
約1万3000人に対し、1979年は約3万2000人と3倍近い賑わい。
今回の規制解除で昔の古町の賑わいが戻るか。
7月25日一方通行が解除になった西堀通りを三越から白山神社まで車で走った。
道路は端に設置されていたパーキングメーターが撤去され駐車車両がない。
昔とイメージが違い対向車に少し戸惑いが。
裁判所前のT字路交差点で警察官2名が出て交通整理や交通規制解除の指導を
行っていた。
道路端に設置されていたパーキングメーターは、30基を残し82基が廃止された。
パーキングメーターの減少でパーキングの集金係をしていた知人がリストラされた。
新潟まつりは8月8・9・10日の3日間開催され花火は10日に打ち揚げられる。
新潟まつり実行員会と新潟県警は7月30日までに、東堀・西堀通りが相互通行化された
ことを受けて、これまで二つの通りの各一車線を例年花火大会用の臨時駐車場として指定
していたが今年は指定しないことを決めた。
新潟まつり実行員会では、万代島(旧魚市場跡地)に臨時駐車場を設ける。
巷では、ガソリンの高騰で車離れが進み車から公共交通機関を利用して歩く時代に逆戻り。
商店街の人たちは、長年の悲願だった相互交通を追い風に、歩行者が増え昔の古町の
ような活気ある街に甦ることを期待している。

人の波が (イラストを模写)