動く市政教室で新エネ探検

kanazu362008-08-11

7月31日から8月1日までの3日間、
東京有明のイベント会場「東京ビックサイト」で
太陽電池関連ビジネスの総合展示会が開催された。
ネルーギー危機を救う決め手の一つとして急成長が
期待される「太陽電池」だけに会場は熱気に包まれたと新聞に。
原油価額の高騰から新エネルーギーが注目されている。
柏崎市では、使用済み天ぷら油などを原料とした環境にやさしい燃料「バイオディゼル
燃料(BDF)」を広めようとBDFを軽油に5%混ぜた「B5混合油」を燃料とする
粗大ごみ収集車2台の試験走行の出発式を7月29日行った。
8月の新潟市の動く市政教室は、地球を救え!新エネ探検隊だった。
8月1日、動く市政教室に参加し新潟市内の太陽光発電風力発電などを見学した。
信濃川浄水場太陽光発電
 信濃川浄水場の施設の屋上には太陽光発電施設が設置され太陽光発電システムが導入
 されている。
 案内板には「太陽光発電システム」地球温暖化の主な原因となる二酸化炭素を排出
 しないクリーンエネルーギーである。
 太陽光発電設備仕様は
 ・太陽光発電最大出力 100キロワット・太陽光発電モジュール変換効率12.9%
 と書かれている。
 1日10時22分現在
 ・電力142キロワットアワー ・日射強度0.25キロワットパー平方メートル
 ・発電電力22キロワット
 と表示されている。
 発電電力は、浄水場プラントの電源の一部として利用している。
・舞平清掃センターのバイオマス燃料製造
 舞平清掃センターでは、し尿・生ごみを処理する。
 生ごみを発酵させ発生するメタンガス熱源として利用している。
 このメタンガスをガスホルダーで貯留し、蒸気ボイラーの燃料として熱利用し、場内や
 付属休憩所へ給湯としている。
・黒埼市民会館の小型風力発電
 黒埼市民会館の屋外に太陽光発電と小型風力発電併用の照明柱が設置されている。
 発電能力は、・太陽光発電0.17キロワット・小型風力発電0.006キロワット
 電力は施設の外灯(照明柱)の電力に利用している
新潟市水道局のBDF(バイオディゼル燃料)給油施設
 新潟市では、平成17年度から地球温暖化対策の一つとして、学校給食から出される
 廃食用油から軽油の代替燃料BDF(バイオディゼル燃料)を精製し、公用車に利用
 している。
 また、同時に「新潟菜の花プラン」として、福島潟や佐潟など市内各所で菜の花を育て
 菜種油を生産している。
 市の公用車(貨物トラック)が新潟市水道局BDF給油施設で給油する様子を見た。
 新潟市にはBDF給油施設は5カ所あり25台の車がBDFで走る。
 BDF使用車両のドアには「使用済み天ぷら油再生燃料使用車両」と緑色で書かれて
 いる。
・小型風力発電体験
 黒埼市民会館で参加者22名(小学生2名含む)が、模型を使い小型風力発電を体験
 をした。
 風車の上にミニカーをセット、5分間うちわを扇ぎ風を起こし発電した。
 大人も子どもも交代しながら真剣に扇ぐ。
 発電後は、ミニカー6台による自動車レース。
 5分間扇いで1分間走るという。
動く市政教室の新エネ探検で新潟市内の新エネルーギー導入施設を知った。
新潟市には現在新エネルーギー導入施設は16ある。
中でも新潟市民病院は、最新設備の太陽光発電天然ガスコージェレーションシステムを
導入、年間約5千万円の経済効果と1726トンのCO2削減効果が期待できるという。

ミニカーどこまで走るかな (イラストを模写)