良寛さんいろいろ

kanazu362008-08-16

今日16日は、奉公人が自分の家に帰る日といわれる
「やぶ入り」である。
昨年7月の中越沖地震で米山(993m)を開山したと伝えられる
泰澄(たいちょう)大師の供養塔ががけ下に転落、一時不明と
なった。
泰澄大師は、白山(石川県)を開山した人として知られ、712年ごろに米山を開いたと
伝えられる。
地元関係者らが裏手の谷筋を捜索した結果、奇跡的に見つかり、7月上旬もとの7合目
付近の位置に置き直した。
今年は良寛生誕250年である。
良寛さんの話題が紙面を飾る。
地方紙新潟日報では、毎日1面トップに良寛の歌を掲載する。
今日16日の歌は、
「風はきよし 月はさやけし いざともに 踊り明かさむ 老のなごりに」。
15日良寛生誕の地出雲崎を訪ねた。
燕市米納津では、三色の稲で良寛を描いた田んぼアートの見学会が開催されており
8月2日田んぼアートを見学した。
新潟県ウオーキング協会では、9月27日良寛ウオーク
「塩風に吹かれ、良寛ゆかりの地を巡る」を実施する。
良寛生誕の地出雲崎(8月15日)
 ・良寛記念館
  入り口には「夏だから良寛 生誕250年記念展」
  “良寛の名品があなたの心に清風をはこびます”と書かれている。
  壁に良寛さまの略歴が掲示され、多くの書や歌が飾られている。 
 ・良寛と夕日の丘公園
  良寛記念館を出て石段を登ると日本海を見下ろす良寛と夕日の丘公園に出る。
  公園に「にいがた景勝百選一位当選の地」の石碑が建ち、広場中央に良寛さんと童が
  話す「語らいの像」も建つ。
 ・良寛堂(良寛和尚誕生之地)
  良寛堂は、良寛の生家橘屋の屋敷跡に大正11年9月安田靫彦画伯の設計により
  建てられた。
  入り口に良寛和尚誕生之地石碑が建ち、青い海をバックにお堂が建つ。
  お堂に通じる道は白い石が敷き詰められ両側の松の緑が印象的だ。
田んぼアート燕市米納津)
 燕市米納津の吉田北小学校前の約40アールの田んぼは、コシヒカリ古代米の「黄稲」
 「紫稲」の3種類の稲で良寛さんが童とまりつきをして遊ぶ姿が描かれている。
 キャンバスの大きさは、縦87.2m・横48.3m。
 コシヒカリの緑で国上山と西蒲原平野が、古代米の黄稲で空と「あいはぐくむまちつばめ」
 と文字が描かれている。
 会場には、3台高床作業車が用意され5mの高さまで上る。
 地上から見るアートと5mの高さから見るアートでは、良寛さんや童の姿やてまりが
 良く見え趣が違う。
 隣の3000平方メートルの田んぼにはひまわりが植えられ今が盛りと黄色い花が咲き
 誇っている。
 希望者は、畑からひまわり1株を自由に抜き取り持ち帰ることが出来る。
良寛ウオーク(9月27日)
 新潟県ウオーキング協会では9月27日「良寛ウオーク」を開催する。
 13キロコース(寺泊文化センター・野積橋・野積・五合庵・国上寺・乙子神社・
 渡部橋・白岩分岐・寺泊文化センター)
 18キロコース(寺泊文化センター・野積橋・野積・五合庵・国上寺・乙子神社・
 渡部橋・真木山・本山・大地・寺泊・寺泊文化センター)
 がある。
 18キロコースに挑戦することにした。
県内の良寛ゆかりの地ではこれからいろんなイベントが開催される。

高床作業車で田んぼアートを見学 (イラストを模写)