角田山のキツネノカミソリとひまわり
初霜とハギの花の便りがテレビや新聞に。
21日朝は北海道各地で冷え込みが強まり、旭岳には早くも
初霜が降ったとテレビで。
20日の新聞に高野山(和歌山県)で、秋の花として知られる、
ハギの花が咲きそろったと。
17日夜、旧巻町の角田山(481.7m)で提灯を手に山登りする「角田山提灯登山」が
行われ多くの人が参加した。
17日、キツネノカミソリの花を見るため浦浜コースで角田山に登った。
キツネノカミソリは本州から九州に生育するヒガンバナ科の植物である。
ヒガンバナと同様に、花が咲くときには葉がない。
明るい林床や林縁などに自生し、早春のまだ他の草が生えていないうちに、ヒガンバナに
似た狭長の葉を球根から直接出して球根を太らせ、多くの草が生い茂る夏頃には
一旦葉を落としてしまう。
概ね新盆前後(8―9月)になると茎を 30―50センチ ほど伸ばし、先端で枝分かれした
先にいくつかの花を咲かせる。
雌雄同花で花弁は橙色が6枚。
花と葉を別々に出すところ、および有毒植物である点はヒガンバナに似るが、花の形、
および葉と花を出す時季が異なっている。
・角田山のキツネノカミソリ(浦浜コース:2.5キロ・上り90分・下り50分)
多くの人がキツネノカミソリを見ようと旧浦浜小学校の駐車場は満杯。
掲示板の角田山登山コース別情報には、浦浜コースのキツネノカミヨリの見ごろは、
8月お盆頃と書かれている。
9:31登山開始
階段を登り尾根に出ると東屋があり眼下に浦浜の集落と日本海が見える。
尾根を進むと左側の斜面が一面オレンジ色に染まる。
斜面はキツネノカミヨリの群生地だ。
斜面はキツネノカミヨリのオレンジ色とヤブランの花の薄紫色と雑草の緑色のカラフル
な色に彩られる。
大木の周りをキツネノカミヨリが囲む。
山頂までの登山道には、キツネノカミソリ(橙色)・ヤブラン(薄紫色)・オトコエシ
(白色)・ノコギリソウ(白色)・ツリガネニンジン(白と薄紫色)・オトギリソウ
(黄色)・ツユクサ(青色)・ホツツジ・オオヤマボクチなどなどの草花が。
11:30山頂に到着
11:43観音堂到着、昼食
天気もよく粟島も見える
12:20下山開始
13:45沢の水音が聞こえる
13:55駐車場到着
・ひまわり
・弥彦村御新田用水路のひまわりロード(8月9・17日)
今年は、弥彦村の赤い大鳥居を過ぎた御新田用水路沿いの広域農道は、ひまわりロード
に大変身、黄色いひまわりの花が風に揺れる。
9日は花盛りで見事な黄色いひまわりロードだったが、花盛りを過ぎた17日は黄色から
種の黒色に変わっていた。
・旧巻町荒谷さわやか市場前のひまわり畑(8月17日)
さわやか市場前の田んぼがひまわり畑に変身。
人の背丈以上に伸びたひまわりが角田山をバックに西日を受け畑を黄色く染める。
・旧吉田町米納津のひまわり畑(8月2日)
旧吉田町米納津の吉田北小学校前の3000平方メートルの田んぼがひまわり畑に
大変身。
8月2日の見学者は、ひまわりを1株自由に持ち帰ることが出来る。
1株いただいた。
角田の山でキツネノカミソリを見、里でひまわりの花を見た。
キツネノカミヨリを見る (イラストを模写)