にいがたみちまち絵画展などを観る

kanazu362008-08-29

朱鷺メッセで開催されている
「アジア発・世界最新・恐竜大陸」展が今日29日で終了する。
子どもたちに人気で13日には来場者が7万人に達し、
24日の日曜日は親子ずれで賑わい入場者数は、会期中最高の
1万1000人を記録、25日には来場者が15万人に達した。
新潟県内の街並みをテーマーにした「第4回にいがたみちまち絵画展」が
新潟市立図書館で開催されており8月17日観てきた。
会場で多くの人が故郷の風情を描いた力作に見入っている。
・第4回にいがたみちまち絵画展(新潟市立図書館:8月17日)
 市立図書館入り口に「第4回にいがたみちまち絵画展」、
 “心に残る新潟の みちの絵 いま、むかし 道町・路街”と書かれた大きな看板が
 立てられ、脇に第1回に最優秀賞と特別賞の絵の写真が飾られている。
 会場に入った。
 正面壇上には、第4回の最優秀賞と優秀賞作品が飾られている。
 一般の部の最優秀賞は久我慶子さんの「しも町旅情」、学生の部の最優秀賞は
 神田ひかるさんの「早朝の地元」。
 県外の人の作品もあった。
 東京の吉井かづ代さんの「花火・光のみち(昭和30年代)」、石川県の西藤高徳さん
 の「漁師町の路地」。
 作品の中に職場仲間のOB清野修治さんの「会津へ行く道」を見つけた。
 人々が行き交い賑わいの町街、ひっそりとした裏路地の風情の様子などを描いた
 121点の力作が訪れた人を魅了する。
小林古径展(上越市立総合博物館:8月9日)
 小林古径上越コレクション展2が上越市立総合博物館開催されている。
 墓参で帰省した9日小林古径展を見学した。
 小林古径(1883年―1957年)は、上越市高田土橋出身の日本画家。
 会場には、
 ・制作にいたるまで〜素描・下図から本画へ
 ・古径が描いた動物たち
 ・小林古径の素描作品
 ・涼をもとめて
 所蔵する素描作品約1300点の中から、古径の描いた写生画や古典絵画の模写など
 約90点の特集展示が行われている。
 会場近くには「小林古径記念美術館」もある。
 入場者に記念品として小林古径(郁子)昭和17年 小林古径記念美術館蔵の描かれた
 カレンダー(カード)が渡された。
・リニューアルオープンした弥彦の丘美術館が盛況
 4月にリニューアルオープンした弥彦村の「弥彦の丘美術館」が開設以来の盛況に
 沸いていると新聞に。
 4月にリニューアルオープンしてから5カ月間で昨年入館者3280人を2倍も上回る
 勢いで8月21日現在の通算入館者は6070人。
 同館は1987年、フランスの画家、ルイ・イーカルの常設展示館として村が開設した。
 2000年からは新潟県美術家連盟と契約して作品展を開いてきたが、今年3月末で
 終了した。
 4月から独自に企画運営しリニューアルオープンした。
 4月のリニューアルオープン後、横山大観棟方志功・大山治郎・中野雅友展と続く。
弥彦村旧鈴木権宮宅が改装ギャラリー「余韻」に
 鈴木権宮宅は1802年、当時弥彦神社神職を務めた鈴木家の住宅といて建築された。
 1878年に明治天皇が北陸を巡行された際、随行した岩倉具視右大臣が宿泊した。
 建物は昨年一般公開され9月27日見学した。 
 鈴木家の子孫が、家を離れた2000年ころから住む人がいないまま放置されていた。
 旧鈴木権宮司宅の価値を掘り起こしたのが、古民家再生で知られるドイツの建築家
 カール・ベンクスさん。
 カール・ベンクスさんは、古民家再生などの功績で昨年12月安吾賞第2回新潟市特別賞
 を受賞、著書に「古民家は宝石の原石・よみがえるこ古民家」(新潟日報事業社刊)が
 ある。
 つぶしてしまうという話に、新潟市の元高校教師鍋島紘一(65)さんが買い取り
 保存管理している。
 鍋島さんは昨秋にギャラリーの設置を決めた。
 ギャラリー「余韻」の開館は、毎週日曜日午前10時半から午後5時まで。
 10月末まで新潟市の洋画家小林直司さんの作品12点やアマチュア写真家の作品
 8点やちりめん細工などが展示されている。
芸術の秋、今日も街を歩き絵画展を楽しむ。

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