砂浜が砂像で埋まるサンドクラフトの   世界に

kanazu362008-09-05

今日5日の地方紙新潟日報17面に、
「砂浜を飾る砂像に歓声」の特集記事が掲載されている。
8月26日、長岡青葉台中学生アウトダアクラブの生徒5人が
手作りのシーカヤック佐渡海峡横断に挑戦し見事成功した。
泊港(旧寺泊町)と赤泊港佐渡市)までの距離は約40キロ。
生徒は約40キロ離れた海峡を約10時間ほどで渡り切った。
8月28日のNHKニュースで、村上の海岸で砂浜を清掃する清掃車が走り砂浜を
きれいにする映像が放映されていた。
新潟青年会議所主催の「2008第4回サンドクラフトinにいがた“砂の祭典”」が
新潟市小針浜海水浴場で8月30・31日の2日間開催された。
第1回は平成17年(2005)8月27日に開催された。
砂像はゴミが混ざっていない砂でしか作れないため8月24・25日は海岸清掃。
8月26日から29日は砂像の制作、8月30日・31日の両日が砂像の展示。
8月28日は制作状況を30日は小針浜海水浴場を訪れ砂の芸術「砂像」を見学した。
・第4回サンドクラフトinにいがた
 サンドクラフトとは、砂の彫刻で、砂を突き固めて彫刻の土台を作り、それを削って
 さまざまな造型をするアート。
・作業状況(8月28日)
 浜辺では4組の人たちが砂像造りに汗を流していた。
・メーンとなる来年のNHK大河ドラマの主役直江兼続の立像と愛の前立兜の砂像を
 制作するのは、保坂俊彦(1974年生・東京芸大卒・砂像彫刻家)
 砂像の脇に保坂俊彦氏のプロフィールるが書かれていた。
 ・1974年秋田県生まれ ・1998年東京芸大美術学部彫刻家卒
 ・在学中より各種イベントにおいて砂像の制作をはじめる
 ・2008年6月ドイツで開催された、
  USF Waorld Championship のソロの部で3位に入賞
新潟大学の学生2組は「ニワトリ」と「龍」を制作中
 ・バレーボウル愛好家の3人が「ガマ」を制作中
 ほかにもう一基「ミッフィー」の像が完成していた。
・展示(8月30日) 
 開会式は10時から始まった。
 メーンの砂像を制作した保坂氏は、「高さ3mの砂山を造るのに苦労した。2006年は
 上杉謙信像を昨年は直江兼続の騎馬像をそして今年も直江兼続像を制作しました」と。
 多くの参加者がバケツサイズの砂像作りの体験に挑戦した。
 道具は、型枠を作るため底を切り抜いたポリバケツ・塩水を運ぶポリバケツ・スコップ・
 ヘラ・砂を固める凝固材(ブル)・突き棒などなど。
 ペンギンを作る親子・アンパンマンを作る親子・子供たちが仲間で大きな船を作る・・・
 新潟の藤見町から来たという藤見保育園の5人組は、9月6日に山ノ下公園海水浴場で
 園児と父兄らが砂像作りに挑戦するので勉強に来たと。
 午後2時半から審査結果発表と表彰式が行われた。
 最優秀賞「砂浜のドラゴン砂渡り・新潟大」・優秀賞「にわとりメス2歳・新潟大」
 審査員特別賞「ガマ親子・ドリームトリオ」・敢闘賞「ミッフィー・五十嵐小学校」
 砂像彫刻家の保坂氏に聞いた。
 3年間越後の上杉家をテーマーしていますが、何かモチーフがあるのですか」
 「モチーフはありません。主催者側の希望です」と。
新潟小針浜海水浴場は、8月上旬の「日本海夕日コンサート」そして8月下旬の
「サンドクラフト」と多彩な行事で夏の浜辺を賑わす。

砂像作りに挑戦 (イラストを模写)