白いサルスベリの花を見つけ感激

kanazu362008-09-15

昨14日午前8時過ぎ、新潟市五十嵐二の町で
落雷があり約1370戸が停電した。
夜は晴れ夜空に大きな十五夜お月さんが浮かび上がった。
庭の鉢植えのサルスベリの木がピンクの花を咲かせている。
5日の新聞に信濃川やすらぎ堤に咲く濃いピンク色の花が
水辺を彩り残暑に映えサルスベリもう見納めかと写真が掲載されていた。
6日、やすらぎ堤を歩き盛りが過ぎ花数が少なくなったサルスベリの木を見て来た。
7日、国道113号線・国道345号線をドライブし瀬波温泉に行った。
胎内市の胎内大橋を過ぎると国号113号線の左側は、サルスベリの並木だ。
濃いピンク色の花が咲くサルスベリ並木は約1キロにも続く。
その中に白い花が咲くサルスベリの木を二本見つけた。
初めて見る白いサルスベリの花に感激しインターネットでサルスベリの花を調べた。
サルスベリ
 名前の由来は、この木は樹皮がなめらかで“猿もすべる”というところからサルスベリ
 との名がついたといわれる。
 約100日間、ピンクの花を咲かせることから“百日紅”とも書く 。
 松田修著の「花の文化史」や近藤米吉偏の「植物と神話」の中で、百日紅にまつわる
 朝鮮の伝説、悲しい恋の物語が書かれている。
 「百日紅」と呼ばれるようになったいわれが、松田修著の「花の文化史」や近藤米吉偏の
 「植物と神話」の中で、百日紅にまつわる朝鮮の伝説、悲しい恋の物語が書かれている。
 物語は、むかし、朝鮮の海岸の漁村で毎年水難を防ぐために村の娘を竜神に捧げる
 風習があった。
 ある年、この村の第一の長者の娘がそれに選ばれた。
 娘は終日泣き続けたが、長者であるからといって村のおきてにそむくわけにもいかず、
 娘はいけにえとして最後の化粧を終え、海岸に立って竜神の来るのを待っていた。
 その時、この国の王子が黄金の船を操ってこの岸に通り合わせ、この娘から事情を聞き、
 美しい娘が人身見御供にされるのを不憫に思い、娘のために竜神と戦ってこれを征伐
 した。
 自分の命を救ってくれた恩人に、烈しい思いを寄せるのは自然のなりゆきで、
 王子とこの娘は恋仲になったが、王子は王の命令で他所へ行くべき使命があったので、
 百日目の再会を固く約束して旅立つことになった。
 一日千秋の思いというのは、娘の心情であったことでしょう。
 百日は千秋の思いであったが、ついに、再会の楽しい日を前にして娘は死んだ。
 百日目の朝、役目を果して現れた王子は明るい顔をして娘を訪ねたが、娘の死を知り
 地に伏して慟哭した。
 その娘の遺体をねんごろにとむらい埋めたところ、そこにいつしか一本の木が生え、
 薄紅の花を咲き続けた。 
 これこそ百日間も王子を待ち侘た娘の化身だろうというので、この木をそれから
 「百日紅」と呼ぶことにしたという。 
 それが百日紅で、この木が百日もの長い間花が咲いているのもそのためだという。
サルスベリは中国原産で江戸時代のはじめ頃に渡来したものらしく、当時から、本種に
「紅、白の二種あり」と記載されおり、開花時期は、7月中旬から10月中旬ころまで。
庭の植木鉢のサルスベリも日増しに花の数が少なくなっていく。
庭の木々にも日ごとに秋の気配が。

白いサルスベリの花を見つけた (イラストを模写)