金魚騒動・金魚の尾に異変が

kanazu362008-09-20

9月10日の地方紙新潟日報に童謡「金魚の昼寝」の
歌詞が掲載されていた。
赤いべべ着た可愛い金魚 お眼々をさませば 
御馳走(ごちそう)するぞ・・・
偶然が重なった。
孫たちが小学校で飼っている金魚が尾腐れ病にかかり治療の甲斐もなく死んでしまった。
わが家の金魚も尾腐れ病にかかったが発見が早く手当ての甲斐があって元気になった。
・尾腐れ病(インターネットから)
 特徴:尾腐れ病はその名の通り尾が腐れて溶けたり、扇を破いたようになる病気。
     初期症状は尾の先が白く濁り次第に広がって行く。
     鰭(ひれ)の先端部分から裂けてくる、重症になると「破れ傘のようになり」
     尾の筋だけが残る。
     さらには筋も溶けて無くなる。
 原因:フラボバクテリウム カラムナス(カナムナス菌)と呼ばれる病原細菌の
     感染によって尾腐れ病は起こりる。
     鰭が溶けるのはカナムナス菌が、強力なたんぱく質分解酵素を出して鰭を溶かして
     しまうため。
     カナムナス菌は十分な酸素の供給がないと増殖すること出来ないため内臓にまで
     及ぶことは無い。
・孫たちが飼う学校の金魚
 9月の始め6年生の孫たちが教室で飼っていた金魚、元気がなく死にそうになったのを
 生徒が見つけ先生に話した。
 ユニークな先生だ。
 授業をやめ「図書館で金魚の病気について調べるように」と実践教育を指導した。
 みんなで調べた。
 「尾腐れ病」「水カビ病」「転覆病」「腎腫大症」などなど。
 金魚は尾腐れ病だった。
 塩を塗ったりホルマリンを薄めた液の中に入れたりして手当てした。
 一時は元気になったが数日して死んでしまった。
・わが家の金魚
 わが家の金魚にも異変が。
 ・9月10日、朝起き水槽を見ると赤・白混じりの金魚が隅で口をパクパク動かすが
  浮いているだけでほとんど泳がない。
 ・11日金魚をよく見ると尾ひれと一部が溶けひれに異変が。
  尾ひれの一部のひらひらがなくなり筋だけとなっている。
  孫が話していた「尾腐れ病」だ。
  あわてて金魚の尾ひれとひれに食塩を塗った。
  水槽に入れると横に寝たままだったがやがて泳ぎだした。
  ほかの2匹の金魚が、そばに寄ってきて塩のついた尾ひれを食べだした。
  食いちぎられた尾ひれの一部が水槽の中に浮いている。
 ・12日、朝恐る恐る水槽をのぞいた。
  3匹の金魚が元気に泳ぎ餌をねだっている。
  いつもの光景だ。
 ・毎朝(13、14、15日)水槽をのぞくと、金魚も元気になり、日ごと
  昔の尾ひれの形に戻っていく。
水替えの遅れが尾腐れ病の原因か。
童謡「赤い金魚はあぶくを一つ 昼寝うとうと夢からさめた お眼々をさませば
御馳走(ごちそう)するぞ」の歌詞ように元気になった金魚に餌を与えた。
15日、帰省した孫に金魚の話をすると「学校の金魚は死んでしまったが、じいちゃんちの
金魚は早く見つけ処置したから元気になったんだ」と。
一匹の金魚騒動が孫との楽しい会話に。

金魚の病気を調べる (イラストを模写)