標識と信号機

kanazu362008-09-22

昨21日から秋の全国交通安全運動が始まった。
“後ろの安全は前の安全“全ての座席でシートベルトをしょう!
今年の夏は、全国各地でゲリラ豪雨が多発した。
ゲリラ豪雨とは、マスコミ用語で定義はない。
一般的には、気象庁が「滝のように降り傘は役立たない。
多くの災害が発生」と分類し、時間雨量50ミリ以上の非常に激しい雨を指すと。
昨21日のNHKテレビで「大雨による車水没事故:その時どうする?」を放送していた。
水深30センチで電気系統にトラブルが生じ車が動かなくなる。
ドアは60センチではかろうじて開けられるが78センチでは開けることができない。
男性の大人でも75センチを超すと開けられないと。
8月19日、新潟市西蒲区西中で午前9時までの1時間で49ミリを観測し、1976年に
観測を始めて以来、最大の雨量となった。
新潟市西区山田では新潟バイパスのガード下など2カ所で軽乗用車が水没、けが人はいなかった。
冠水した新潟バイパスのガード下に「注意・豪雨時冠水注意」の標識設置されたと新聞に
出ており14日標識を見てきた。
・注意・豪雨時冠水注意
 新潟市西区の山田地内新潟バイパスのガード下を探したが標識は見つけられなかった。
 新潟西警察署で設置場所を聞いた。
 「注意・豪雨時冠水注意」の標識は佐川急便近くの新潟バイパスのガード下にあった。
 ガード下の出入り口の両方に標識はあった。
 ガード下はすり鉢状になっており雨が降ればガード下に水がたまり車は水没する。
 一方の出口に「水中ポンプ制御盤」と書かれたボックスがあった。
 新潟市土木総務課によると、市が管理する道路のうち、冠水の恐れがある場所は
 129カ所。
 このうち、新潟市土木事務所管内の西区と西蒲区が半数以上が占め、80センチ以上
 冠水し、車が水没する恐れがある場所は23カ所もある。
・時差式信号機「青と青矢印」
 テレビで全国でも珍しい時差式信号で、青信号と同時に青右折矢印が表示される信号が
 新潟市にあると放送していた。
 新潟県警交通規制課の係員の話では、「青信号も右折青矢印信号もどちらも右折できる。
 同時に表示することで、より右折しやすくするため」と説明していた。
 しかし、今年3月警察庁から時差式信号の制御に関して指針が示された。
 それは「同時に表示することは、運転者の混乱を招きやすい」との理由から「青信号のみの
 運用に変更するように」というもの。
 新潟県警では、今後は警察庁の指針に沿ってこの信号機を逐次変更していくという。
 お巡りさんから「青と青矢印」の時差式信号機は、信濃川昭和大橋たもとの県政記念館前
 の交差点あると聞き見てきた。
 確かに信号は、青が表示されやがて青右折青矢印が表示され、数10秒間「青信号と
 青右折矢印が同時に表示」される。
 「青と青矢印」が同時に表示されている信号を記念にデジカメで撮った。
・番外:新潟県初の手回し信号機
 新潟ふるさと村(新潟市黒埼)のアピール間に「ふるさと新潟と暮らし明治・大正・
 昭和の変遷」展示コーナーがある。
 大正コーナーに手回し信号機と写真が飾られている。
 ・大正11年、新潟に初の市内バス「赤バス」登場、新潟市の古町十字路に手回し信号
  機登場と書かれた大きな写真に赤バスと信号機とお巡りさんが写っている
 ・写真の近くには、警官の人形が飾られ警察が手回し信号機を操作している
  信号は丸い鉄板でできており、赤地に「止」、青地に「進」の文字が書かれている
街を歩けば今では見ることのできないレトロな「手回し信号機」や最先端の「時差式
信号機」、そして珍しい「注意・豪雨時冠水注意」の標識などが見れる。

豪雨時冠水注意の標識を見る (イラストを模写)