大相撲秋場所終わる

kanazu362008-09-29

大麻騒動に揺れ懸賞総数の大幅減少と立ち合い手付き通達に
悩まさ連日「待った」が続いた大混乱の大相撲秋場所
終わった。
横綱白鵬の2連覇8度目の優勝。
関脇安馬が12勝を挙げ、九州場所大関昇進に挑む。
秋場所の珍事などを新聞から拾った。
・大相撲秋場所の番付表は穴あき番付
 大相撲秋場所の番付表は2度と見れない穴あき番付だ。
 幕内では、西前頭三枚目と西前頭八枚目が、十両では東六枚目場空欄となっている。
 大麻騒動で若の鵬と露鵬白露山が解雇されたからだ。
・正しい立ち合い徹底を呼びかけ
 武蔵川新理事長は秋場所前日の13日、両国国技館で行われた土俵祭り後に審判部の
 親方23人全員を集め、立ち合いで手付き不十分の力士を取り締まる緊急の通達を出し、
 「両手をついていなかった場合は、誰でもいいから止めてほしい」と。
 「手つきを徹底させる立会いの影響で力士の立会いの呼吸が合わず連日「待った」が
 続く。
 ・「待った」に厳重注意
  12日目の千代白鵬嘉風の取組で5回の「待った」に三保ケ関審判長(元大関・増山)
  は2人を審判部に呼び、厳重注意した。
  7日目の序の口吉沢・佐田の州の取組で9度も立会いが不成立になり10度目で立会い
  が成立した。
  両者は土俵を降りる際に審判から注意を受けた。
 ・立ち合いの手つき問題で臨時の力士会を開催
  10月5日、両国国技館で「立ち合いの手つき問題」を受け、臨時の力士会を開催される。
  これには、日本相撲協会審判部の親方全員と十両格以上の行司も参加する。
・14日目で横綱白鵬が2連覇8度目の優勝を決める
 14日目、2敗の関脇安馬大関琴光喜がそろって破れて3敗に、横綱白鵬が結びの
 一番で大関琴欧洲を熱戦の末破り千秋楽を待たずに2連覇8度目の優勝が決めた。
・日本人関取最重量251・5キロの新十両山本山尾上部屋・24)
 秋場所新十両山本山、9月22日の力士健康診断で体重が251・5キロを記録した。
 この記録は、1998年夏場所前の須佐の湖の240キロを上回った。
 関取再重量記録は、ハワイ出身の元大関小錦の284キロ。
大麻事件を受け懸賞本数が大幅減
 秋場所15日間の懸賞総数は、777本と大幅に減少。
 秋場所初日の懸賞は77本で昨年秋場所の93本に比べて減少。
 秋場所の中日までの総懸賞本数は399本。
 秋場所の懸賞獲得数ベスト3は、横綱白鵬270本・関脇安馬50本・関脇豊ノ島46本。
 年3回の東京開催場所では、ここ3年1000本前後を集めていた。
 懸賞本数は、今年初場所から夏場所まで3場所連続で1000本を超えており、7月の
 名古屋場所では949本だった。
 東京場所で800本を下回るのは685本だった2004年夏場所以来。
・荒磯部屋、今場所限りで消滅
 大相撲の荒磯親方(元小結二子岳)は20日、11月の九州場所中に65歳になって
 日本相撲協会の定年を迎えることに伴い、秋場所限りで荒磯部屋を閉じ、花籠部屋
 吸収されることを公式に発表した。
 これにより、大相撲の部屋の総数は52に減ることになる。
 荒磯親方は平成5年に二子山部屋から独立して部屋を創設した。
・小結把瑠都が2勝7敗から6連勝で勝ち越す
 9日目を終わり2勝7敗と大きく負け越していた小結把瑠都が、10日目から6連勝で
 勝ち越し来場所は新関脇昇進が濃厚。
11月の九州場所の話題は。
「昇り鵬」横綱白鵬時代の到来か、3連覇9度目の優勝なるか。
2場所連続途中休場の「下り龍」横綱朝青龍の復活なるか。
関脇安馬大関取りに挑戦、新大関の誕生で5大関時代となるか。
新関脇昇進が濃厚の把瑠都の活躍は。
懸賞本数はどこまで戻すか。
などなど。

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