春に植栽した杉苗を見つけ感激

kanazu362008-09-30

「あったぞ」「見つけたぞ」とあちことから
歓喜の声が。
春に杉苗に名前を付けて植栽した杉を見つけ歓喜の声を
あげているのだ。
今年5月、新潟県森林組合連合会が主催した旧上川村高出地区山林の
「杉苗植栽ツアー」に参加した。
ツアー客46人と地元ボランティア41人の合わせて97人が杉苗約800本を植栽した。
参加者はそれぞれ一本の苗木のそばに、名前とコメントを書いた板木を立てた。
9月28日「下草刈り体験バスツアー」に参加した。
作業員は、ツアー客92人と地元ボランティア30人の合わせて122人。
今回の作業は、5月18日に杉苗を植栽した場所の下草刈り作業を体験するもの。
・下草刈り作業
 主催者から5月に植栽した杉苗の約9割が順調に生育していると報告があった。
 その後作業の手順と注意事項が説明された後、作業員に軍手・ヘルメット・カマが
 渡された。
 山は、雑木と雑草が茂り春先とは一変している。
 雑木と雑草に覆われ杉苗は見えない。
 斜面を下り、下から上へ向かって作業が始まった。
 地元ボランティアの人たちは先導役で電動草刈機で背丈の高い雑木と雑草を刈り取る。
 その後をツアー客がカマを使い背丈の低い雑木や雑草を刈って行く。
 春に参加した人たちは、杉苗の約9割が順調に生育しているとの報告に胸をわくわく
 させながら春先に植栽した場所の雑木や雑草を刈る。
 「あったぞ」「見つけたぞ」とあちことから歓喜の声が。
 周りの声に励まされ植栽した場所付近の下草刈りを続ける。
 バラの木に似たとげのある木があちこちに。
 地元の人がバラもどきの木だと教えてくれた。
 あった!
 「2008・5・18ブログで全国発信」と書かれた板木が。
 杉苗は、夏の暑さや雑木や雑草にも負けずに青々と生育していた。
 元気に育ったわが子に会ったような感激の一瞬である。
 日光が十分に当たるように周りの雑草をきれいに刈り取りデジカメに撮った。
 あちこちで苗木と板木を入れ記念撮影が始まる。
 下草刈りは、上へ上へと進む。
 11時45分マイクから「作業終了」の声が。
 大勢の人たちの参加で作業は予定時間よりも早く終了した。
・番外:温泉とくり拾い
 ・温泉
  作業の疲れは温泉で。
  温泉は、旧三川村広谷の「あすなろ荘」。
  パンフレットには、奥阿賀・御神楽温泉“森の中の一軒宿”あすなろ荘と書かれている。
  風呂(温泉)は川の中洲に内湯と露天風呂があった。
  温泉に通じる渡り廊下から河原を見るとモミジが少し色づいっている。
 ・くり拾い
  旧三川村九島の九島栗生産組合が運営する「九島くり園」。
  広さ4.5haの畑に栗の木が約1000本植えてある。
  全て丹波栗。
  入園無料、入り口に500円と1000円のホリ袋が売られており、くりは袋に詰め放題。
  1000円の袋を買った。
  くり拾いの時間は約一時間。
  皆袋が破けそうになるまで拾い詰めた。
  目方を量ったら3.4キロもあった。
下草刈り作業の疲れは、己の植栽した杉苗を見つけた感激でどこかに飛んでいって
しまった。

下草刈り作業 (イラストを模写)