地震と災害時トイレ

kanazu362008-10-04

最近頻繁に「地震が発生しました」と地震情報がテレビの
テロップが流れる。
2004年10月23日の中越地震から4年がたった。
全村が避難した旧山古志村の山古志小学校の児童は、長岡市
の坂之上小学校の教室などを間借りして授業を受けた。
地震をきっかけに両校の交流が今も続く。
10月3日、山古志小学校の3・4年生14人と坂之上小学校4年生47人がの児童が、
山古志地域の畑で一緒に芋掘りを体験し交流を深めた。
中越地震を風化させないようにと長岡市小千谷市・川口町の「中越防災安全推進機構」が
連携して行う中越地震アーカイブス展」が川口町の交流会館で始まった。
アーカイブス展」では各市町の中越地震の被害状況を写した写真が展示されている。
新潟市の公園に災害時に活用される「トイレスツール」の設置が進むと新聞に。
普段は腰掛だが災害時には緊急用トイレとして活用される。
近くの寺尾あけぼの公園にも設置されていると知り見てきた。
・寺尾あけぼの公園のトイレスツール(新潟市寺尾前通2)
 広い寺尾あけぼの公園には4個のトイレスツールが設置されていた。
 一見するとどこにでもある丸型の腰掛である。
 腰掛は円形で高さは約40センチで地中に便層が埋まっている。
 この腰掛がトイレに変身し活用されるれることはほとんどの人は知らないだろう。
 腰掛の脇に「トイレスツール(災害時対応型)」の取り扱い方法の説明が書かれた
 看板が立つ。
 災害時には緊急用トイレとして腰掛の鍵を開け便槽に収納されているテントを取り出し
 簡易トイレを組み立てる。
 プライバシー用のテトンとの大きさは、高さ約1.8m・幅約1.1m。
 便槽容量は675リットルで1日約90人が5日間利用できる。
 水洗ではなく汲み取りで後日汲み取りが必要。
・トイレスツールの設置公園
 新潟市がこれまでにトイレスツールを設置した公園は、
 2006年度が桜が丘公園(京王2)・中浜公園(新中浜)の2カ所。
 2007年度が藤見中央公園(藤見町2)・寺尾あけぼの公園(寺尾前通2)・
 芳原公園(沼垂東5)・西海岸公園(沼垂東5)の4カ所。
 本年度も11月頃に3カ所の公園で設置を予定している。
 市では年に3カ所程度のペースで設置を進めていく計画である。
腰掛だけの用途に使われ災害時のトイレスツールに活用さらないことを祈る。

これがトイレスツールか (イラストを模写)