海の森の集い松の枝落としに参加
古都奈良の秋を彩る伝統行事「シカの角切り」が11日、
奈良公園の鹿苑(ろくえん)で始まった。
シカの角切りは発情期を迎えた雄ジカが人に危害を
加えないようにと、江戸時代の1671年に始まったと伝わる。
緑の百年物語フェスティバル「にいがた海の森の集い」が10月11日新潟市内の
青山・真砂・上新栄町の3会場で開催された。
上新栄町会場の森林整備活動の松の枝落とし作業に参加した。
・松の枝落とし作業
「海の森」とは、飛砂や強風を防ぐために、昔から人の手によって守り育てられた
海岸林。
「緑の百年物語フェスティバル」とは、21世紀百年をかけて、木を植え、緑を守り育
て22世紀に緑の遺産を贈る「木を植える県民運動」。
朝から雨が降るあいにくの日となった。
式典は9時から始まったが、10時からの森林整備活動の松の枝落とし作業にのみ
参加した。
受付で名前を申告すると「上新栄町7班です」と言われ、軍手とタオルと飲料水とノコギリ
が手渡された。
作業開始前に説明があった。
・班長の指示に従い指定された場所で作業を行う
・目の高さ以下の松の枝を落とす
・怪我のないように注意する
など。
作業開始時には雨も上がり青空が見えた。
通りに面した松の木に目印のピンク色の紐が結ばれ各班の作業場所が決められている。
”にいがた「緑」の百年 木を植える県民運動”と書かれた旗が風になびく。
10:00各班が指定された場所で作業を始めた。
枝を切ると枝についている雨粒が顔に当たる。
小枝は次から次へと切られていく。
切られた枝を通路端まで運ぶ。
荒れていた松林は、人界戦術で見る見るうちに生き返える。
予想以上のはかどりで作業は予定より1時間も早い10:45に終了した。
・おみやげ
終了後、参加者全員にお土産として「村上のシイタケ」と「五頭のエノキタケ」が配られた。
今年は旧上川村で行われた「森の作業体験ツアー」に3回参加した。
5月は杉苗の植栽・6月は杉の下草刈り・9は月杉苗の下草刈りに。
新潟海岸の松の枝落としは、昨年に続いて2回目の参加である。
今年最後の森の作業体験ツアーが、11月2日旧上川村で開催される。
今回は「キノコの菌打ちの原木作り」。
森の作業体験も楽し。
シカの角切り (イラストを模写)