キノコとマツタケ

kanazu362008-10-18

キノコシーズンの到来である。
岐阜県の山あいを走る明知鉄道(恵那−明智間全長25・1キロ)
の「きのこ列車」の運転が始まったと17日のテレビで。
毒キノコを食べ食中毒発症の記事が新聞に。
10月9日、新潟市西区で毒キノコのテングタケを食た夫婦が、12日、十日町市
ツキヨダケを食べた男性が。
10月19日角田山でキノコを採って、その種類・特徴・鑑別のしかたなどを学ぶ学習会が
開催される。
キノコの話題を新聞などから拾った。
マツタケの人工栽培を目指す(南魚沼市
 南魚沼市雪国まいたけでは、8月26日マイタケ・マツタケなどの遺伝子情報(ゲノム)
 分析に着手した。
 今後は、困難なマツタケの人工栽培技術開発や、味、香り、健康面の特定機能を強化した
 キノコ開発を目指す。
 マツタケの人工栽培技術開発は3−4年、マイタケ・エリンギなどの改良・商品化は
 2−3年で行う予定だと。
・ジャンボしいたけやひこ太郎(弥彦村井田:2008年1月19日)
 弥彦村井田に「ジャンボしいたけ・やひこ太郎直売所・第四生産組合」がある。
 敷地内には、たくさんのしいたけの原木(ナラ・クヌギ)が積まれている。
 「第四生産組合」(代表竹野勝治・32)は、農事組合法人で地元の農家14戸が
 平成2年4月に設立した。
 ハウスは6棟あり、1棟に6000本の原木が置かれ、4棟で2万4000本。
 原木は4年で新しい原木と交換する。
 普通のしいたけ栽培は、2週間で収穫できるが、ジャンボしいたけ「やひこ太郎」は
 原木の養分だけで育てるので1か月かかる。
 大きいものは、かさの直径13センチ・厚さ6センチにもなる。
 肉厚で歯ごたえが良く、薄くスライスしてしゃぶしゃぶにするのが最高で、鉄板焼きに
 したものは「陸(オカ)アワビ」と呼ばれる逸品。
 収穫は、12月上旬から4月ころまで。
・白根観光きのこ園(新潟市上塩俵:10月17日)
 国道8号線を新潟方向に進むと左側の田圃の中に白根観光きのこ園の看板がが見える。
 全天候型のきのこ狩り園で、シイタケのほか、ナメコ、シメジ、マイタケなどのキノコ狩り
 ができる(10月上旬から3月中旬ころまで)。
 開店前の8時半、許可を得てナメコ・シイタケ・ヒラタケ(シメジ)・マイタケのハウス
 を見学させていただいた。
 園内にはレストランも併設されておりさまざまなきのこ料理を楽しめる。
 売店では自家製有機栽培のコシヒカリやきのこ、新潟の名産品などが販売されている。
・新潟:農産物直売所「にいがた村」(新潟市上塩俵:10月17日)
 農産物直売所「にいがた村」は10月1日にオープンしたばかり。
 運営しているのは地域の「中山食茸」「ファーム菱潟」「戸頭農場」の3法人と地域の
 農家など。
 店内には、地元で採れた新鮮な野菜などの農産物が並ぶ。
 「中山さんのきのこ」と書かれたコーナーには、中山食茸がハウスで栽培した生シイタケ・
 ナメコ・マイタ・ブナシメジ・ウスヒラタケなどが並ぶ。
 生キクラゲも売られている。
 店内で中山食茸の中山貞雄社長(61)に会い、生キクラゲのハウス栽培の現場を見せて
 もらった。
 冷気が流れるハウスの中で、棚に並べられて容器(ビン)から大きく育ったキクラゲが
 たくさん顔を出していた。
 社長は、「キノコ栽培を始めて30年以上にもなる。ハウスの中で菌という生き物を育てて
 いるのでハウス内の湿度や温度調節には細心の注意を払う」と。
 お土産にブナシメジとウスヒラタケと生キクラゲを買った。
・番外:新潟中央高校中庭のキノコ(新潟市学校町:10月13日)
 新潟中央高校中庭の真っ赤に紅葉したニシキギの木の下に3種類のキノコが顔を
 のぞかせている。
 1種類は、白雪姫と7人の小人の絵本に描かれているようなわいらしいキノコ。
 職員は、「生徒や鳥たちも見向きもしないので毒キノコなんでしょう」と。
・番外:キノコ菌打ち原木作り(旧上川村
 11月2日、森の作業体験バスツアーで旧上川村で開催される「キノコの菌打ちの原木作り
 作業」に挑戦する。
・番外:畑のキノコ
 畑の伐採したクロマツの脇にキノコが数本顔を出した。
 マツタケアカマツ林に生えると聞く。
 畑のキノコはもちろん食べれない毒キノコ。
実りの秋旬の味覚「松茸御前」をどうぞと新聞に広告が。
昔から「匂い(香り)マツタケ味シメジ」という言葉がある
キノコの中で、もっとも香りのよいのはマツタケで、味のよいのはシメジであるということ。
わが家の食卓を飾るのは、マツタケではなくシメジタケ。

ハウス栽培のキクラゲを見る (イラストを模写)