道と山と河原

kanazu362008-10-20

新潟県は広くて長い。
秋の越後路を走る新潟県縦断駅伝競走が10月18・19日の
両日行われた。
参加26チームが妙高市をスタート、上越・柏崎・長岡・三条・
加茂・新津・水原・新発田・豊栄を経由し新潟市のゴールを目指す。
全長202.2キロのコースを18人の選手が走る。
新潟中央が上越の大会8連覇を阻止し初優勝を飾った。
10月15日の天気は、下越・岩船地方に大雨洪水注意報が発令、日中新潟市内野では
竜巻が発生し小屋の屋根が飛び車を直撃した。
大雨洪水注意報が発令の中、村上の孫宅までドライブした。
途中「道と山と河原」を散策した。
・道(日東道工事現場)
 新潟県最北の町村上市
 日東道日本海東北自動車道)の建設工事が急ピッチで進む。
 新潟市青森市を結ぶ高速道路だ。
 2002年には新潟空港―中条間が開通した。
 トキめき新潟国体が開幕する来年9月には、旧荒川町(現村上市)まで延伸する予定。
 その先の荒川―朝日(旧朝日村)間は、国・県の予算で建設する「新直轄方式」で工事
 が進む。
 国道7号線旧神林村下助渕(現村上市)付近を走ると土盛りされたの日東道の建設工事
 現場が見える。
 朝日から先、県境の旧山北町(現村上市)までの工事は何時になるのだろうか。
 ・番外:嫁入り街道復活(長岡市小国ー小千谷市真人町)
  小国町法末集落と小千谷市真人町栃若集落を結ぶ約3キロの山道は、戦前まで両集落
  の住民同士が結婚するときに花嫁が通る道(嫁入り街道)として使われていた。
  道路整備などが進み使われなくなったかつての道が、両集落の住民や大学生の協力で
  10月19日60年ぶりに開通した。
  地域の人は、これからはハイキングコースとして多くの人に利用して欲しいと。
・山(臥牛山)
 村上城跡は標高135mの臥牛山を中心に広がり、築城は16世紀初頭と推定される。
 案内板には、この城は、室町時代以来この地方の地頭本庄氏の根拠地でしたが、
 慶長3年(1598)国替えでこの地に入った村上義明(頼勝とも)が大改造を加え、
 その後、堀直奇・松平直矩によって本格的に築城され、三層の天守がその偉容を誇って
 いました・・・・
 登山道口には「村上城跡」と書かれた石碑が建つ。 
 整備されてされた石段は途中まででその先は土の道が頂上まで続く。
 約20分で登れる。
 四ッ門跡を過ぎると石垣が見える。
 石垣は本丸まで続く(石垣は修復工事中)。
 御鐘門跡を過ぎ冠木門跡を過ぎると本丸跡だ。
 広場に秋葉神社と書かれた石碑がある。
 石の鳥居が2本立っているが社はない。
 広場の南側の一段高くなったところに「天守台跡」の標柱が立つ。
 脇に「舞鶴城跡」と書かれた石碑がある。
 本丸跡からの眺望はすばらしい。
 眼下に村上の町並みと遠く日本海が眺められる。
 北側には三面川と下渡山(237m)などの山並みが・・・
・河原(荒川河川敷)
 関川村上関の荒川河川敷にある「コスモスパーク」のコスモスが見ごろを迎えていると
 新聞に。
 関川道の駅「桂の関」近くの河原に「コスモスパーク」と書かれた看板が立つ。
 土手に上がり河原を見た。
 目の前の河川敷が、白やピンクや紫のコスモスの花々に彩られている。
 河川敷を利用したコスモスパークの広さは約2ヘクタール。
畑には約3万本のコスモスが植えられ、花が訪れる人の目を楽しませる。
県北の村上までドライブし日東道の建設工事現場を見、山に登り河原を散策して花を見た。

臥牛山山頂から眼下を眺める (イラストを模写)