良寛ゆかりの地良寛街道写真展と新潟 ゆかりの漫画家展

新潟県立図書館と新潟市立図書館で良寛ゆかりの地写真展と
新潟ゆかりの漫画家展が開催されており１０月１７日観て来た。
・良寛ゆかりの地良寛街道写真展（新潟県立図書館）
　新潟市在住の写真家羽賀康夫さんが、良寛ゆかりの地を写した
　「寛街道写真展」が開催されている。
　会場に大きな良寛略年譜が掲示されている。
　写真は「良寛の生誕・少年時代―出家（出雲崎町）」「修行の時代・旅―帰郷
　（倉敷市―親不知海岸）」「良寛修行の地（五合庵）」などの写真が並ぶ。
　３年間勤務した懐かしい出雲崎の写真が目の前に。
　会場入り口脇に「良寛墨蹟碑・いろは一二三」の石碑が新潟県立図書館前庭に建立
　されていると書かれていた。
　中庭に出て石碑を見た。
　“この日に刻まれた「一二三」は数字のはじまりであり、「いろは」も読みのはじまりである”
　と書かれている。
　すべてのはじまりが「いろは一二三」からであることをあらためて知らされた。
・新潟ゆかりの漫画家展（新潟市立図書館）
　新潟市立図書館（ほんぽーと）開館１周年を記念して「漫画原画展」が開催されている。
　会場には、新潟市ゆかりの漫画家「赤塚不二夫」「水島新司」「魔夜峰央」「高橋留美子」の
　４人と夏見ケイ・カトウコトノ・ＲＡＮの若手３人の漫画家の原画約６２点が飾られている。
　４人のプロフィールを見た。
　・赤塚不二夫（１９３５年９月１４日―２００８年８月２日）
　　満州生・１９５１年潟東中卒
　　デビュー：１９５６年６月「嵐をこんて」
　　主な作品：「天才バカボン」「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」など
　・水島新司　（１９３９年４月１０日・新潟市）　
　　デビュー：１９５８年６月「深夜の客」
　　主な作品：「野球狂の詩」「ドカべん」「あぶさん」など
　・魔夜峰央（１９５３年３月４日・新潟市）
　　デビュー：１９７３年秋「見知らぬ訪問客」
　　主な作品：「パタリロ！」「ラシャーヌ！」など
　・高橋留美子（１９５７年１０月１０日・新潟市）
　　デビュー：１９８７年「勝手なやつら」
　　主な作品：「うる星やつら」「犬夜叉」など
　漫画本やテレビで観た原画が目の前に、思わず数１０年前の世界にタイムスリップ。　
　やはり原画には、漫画本やテレビで観る絵とは違った迫力がある。
写真で良寛を偲び、漫画の原画を観て昔の懐かしい姿が甦る。

良寛墨蹟碑「一二三いろは」を見る　（イラストを模写）