小中学生が造る造形アートで公園は夢の国に大変身

kanazu362008-10-23

中越地震から今日10月23日で4年目を迎える。
新潟市の新潟寺尾中央公園が小中学生と新潟大学生が
共同で造る「造形アート」で夢の国に大変身した。
10月18日、新潟寺尾中央公園を訪れ造形アートを観て来た。
広い会場には6体の造形アートが展示されていた。
・かみさま降臨!(笠木小学校)
 笠木小学校の3・4年生が、自然と人間をつなぐ神様に思いをめぐらし考え出した
 4体の巨大な神様が広い寺尾中央公園に降臨した。
 4体の神様は雷神のようだ・・・
・2008宇宙旅行(坂井東小学校)
 坂井東小学校の2・3年生が、ビニールで大きな宇宙ロケットを作った。
 ロケットは、白と黒の2機。
 外から空気が送り込まれ大きくふくらみ中に入って遊べる。
・ぼくらだけのうみ(西内野小学校)
 西内野小学校の生徒が公園の一角に海を再現した。
 海の泳ぐのは魚だけではない。
 子どもたちが「こんなものが海にいたらいいな、海にあったらいいな」と、紙粘土や流木や
 枯れ木やペットボトルや牛乳パックなどを素材にして表現した。
 公園を吹き抜ける秋風に吊るされている魚や海藻や流木が揺れ、思わず海の国にいる
 ような気分に。
・ぐるぐるステンドグラス(内野中学校)
 いろいろな形のステンドグラスが秋風に揺れる。
 日に照らされステンドグラスがきらきらと輝く。
 日に照らされ地面に映し出される影のすばらしさ。
・西区シンボールタワー(五十嵐中学校)
 五十嵐中学校の生徒が、「西区DEアート」を盛り上げようとインフォメーションセンター
 への道しるべとして高さ1.8mの二本のタワーを作った。
 2本のタワーの下の大きな矢印がインフォメーションセンターへと続いている。
・風草花(小針小学校・坂井輪中学校・五十嵐中学校・新潟大学付属中学校)
 公園の一角が無数の白い風車で覆われている。
 風車は、8月に開催された「日本海夕日コンサート」のランドアートとして砂浜を彩った
 もの。
 砂浜の風車と公園の芝の中の風車では、見る人にどのような空間を創造させる
 だろうか・・・
・番外:水の記憶(飛び入り)
 新潟大学生が、あなたはにいがたの「水の記憶」をどれだけ覚えていましか、あなたの
 水の記憶を作品にしてみませんかと。
 水車の近くに水桶とふたと色鉛筆が置かれている。
 水車と水桶とふたの上に紙を乗せ色鉛筆で色を塗る。
 紙に木目が浮かび上がる。
 この木目を水になぞらえていろいろな水を表現する。
 集まった作品をつなぎ合わせて大きな水の作品を作るというもの。
 こわれるままにふたの上に紙を乗せ色鉛筆で水を表現した。
小中学生の独創的な造形アートの作品が広い公園を夢の国に大変身させる。

作品づくり (イラストを模写)