冬を迎えるムシたち

kanazu362008-10-29

10月28日、トキと思われる鳥を胎内市富岡の
道路脇で目撃との情報が。
目撃されたのは、9月25日に佐渡で試験放鳥されたトキ10羽の
うちの1羽の可能性があると。
飛行距離は、佐渡から海を渡り胎内市富岡まで直線距離で約60キロ。
日一日と秋が深まる。
上越市高田公園の恒例の冬囲いが10月21日始まった。
コオロギが畑であおむけに倒れ手足を盛んに動かし起きようとしている。
かわいそうになり起こしたやったが、またすぐにあおむけになり手足を動かす。
コオロギの一生はやがて終わる。
あれほど心を癒してくれたわが家のスズムシの鳴き声が聞かれなくなった。
庭や畑のムシたちの体の色が緑色から灰色に変わっている。
ムシたちの冬を迎える準備が始まった。
・スズムシ
 今年の観察日記には、
 ・5月7日ホームセンターでスズムシのタマゴ2袋(100個)買う
 ・5月27日物置から飼育ケース(2個)を取り出す。購入したスズムシのタマゴを
  飼育ケースに入れる
 ・6月21日ふ化が始まる(昨年は6月28日)
 ・今年はふ化する数が少ない7月中旬異変が、ふ化した2ケースのスズムシの姿が
  一匹もいなくなる(ショック)
  飼育ケースにいた虫に食べられてようだ?(今年はスズムシの鳴き声が聞けないかも)
 ・7月28日スズムシ仲間の知人が心配し、ふ化したスズムシを分けてくれた
 ・8月13日初鳴き(昨年は8月12日) 
 ・10月5日スズムシ5匹に、10月20日スズムシが1匹もいなくなる
 冬支度間もなく飼育ケースを物置にしまう。
・カマキリ
 7月8日庭で成長したカマキリの姿を見つけた。
 物指しで計ると5センチもある。
 ゴシキドクダミノの葉の上で休んでいる。
 日本自然保護協会などが、親子でできるカマキリの調査「自然しらべ2008夏休み
 カマキリさがせ!」への協力を呼びかけた。
 写真は、カマキリと全身で威嚇しているポーズの2種類。
 7月22日ゆりのつぼみの上で休む全身の写真を撮影、10月8日おなかの大きいカマキリ
 を撮影したが威嚇するポーズの写真はついに撮れなかった。
 冬を迎えるため茶色に変色したカマキリは9月23日、東蒲原の津川駅のホームで
 見つけた。
・スイッチョン
 童謡の「虫のこえ」に歌われるクツワムシ。
 新潟県内では絶滅危惧種になっているが、最近上越市高田公園で発見されたと
 新聞に。
 6月26日朝顔の花の上にスイッチョンの子どもが乗っている。
 8月19日庭の百日草の葉の上で成長したスイッチョンの姿を見た。
 いい声で鳴いていたのはあのスイッチョンだろうか。
 9月1日タマゴを抱えたスイッチョンが庭の芝の上で体を休めている。
・カエル
 5月19日近くの娘の家の庭でカエルの姿見つけた。
 6月16日岩室村天神山の瓢箪池のモミジの木の小枝にモリアオガエルの卵がぶら下が
 っているのを見つけた。
 6月20日新潟市割野でナシの袋かけをしているとき梨の葉の上にカエルがいるのを
 見っけた。
 10月22新潟市亀貝の地域学の枝豆畑で本年最後の枝豆の収穫を行った時、畑で茶色
 に変色したカエルを見つけた。
 もう冬眠準備か。
・番外:スズメバチ
 今年はスズメバチがあちこちで猛威を見せた。
 ・7月19日弥彦村弥彦公園で、ランニングをしていた同市中学校の陸上部員21人と、
  男性(61)がスズメバチに刺され、病院に搬送された
 ・9月28日新潟市佐潟で、清掃中の中学らがスズメバチに襲われた
 新潟市では西区と西蒲区の公園25カ所に「スズメバチに注意」の張り紙を掲示し注意を
 呼びかけた。
・番外:オオクワガタムシの飼育講座
 オオクワガタムシは、一夏しか生きられないカブトムシと異なり、3−5年生きる。
 10月19日、新潟市の県立自然科学館でオオクワガタムシの飼育方法を紹介する講座が
 開催された。
 講座には親子連れ約50人が参加、成虫を冬眠させ長生きさせる方法や幼虫の育て方
 などを学んだ。
虫たちは、これから長い試練の冬を迎える。

ムシの観察 (イラストを模写)