坂井輪地域探訪講座「坂井輪のお宝  見て歩き」終わる

kanazu362008-10-30

新潟市坂井輪地区公民館とNPO坂井輪地域学共催の
「坂井輪地域探訪講座“坂井輪のお宝見て歩き”」が
盛会のうちに終わった。
受講者は23名と他に坂井輪地域学会員21名。
講座は、座学で知り・フイルドワーク(現地を歩く)で見る。
・第1回目は「坂井輪はじまりの地をめぐる」(9月9日・9月16日)
 ・寺尾中央公園の松根油採取跡 ・開地院釈智成の碑(古俣岩吉氏の墓)
 ・寺尾地蔵尊 ・上新栄町飛砂防備保安林「体験の森」)
 ・五十嵐浜開拓団「開拓記念碑」 ・帝国石油新潟鉱業所跡
 ・新潟信楽園業院「同朋追悼碑」 
 などなど。
・第2回目は「西川と人々のかかわりあいのあとをめぐる(1)」(10月7日・10月14日)
 ・平島記念公園 ・坂井輪ポンプ場 ・西川水門と西川排水機場
 ・親鸞聖人川越波切御名号堂 ・波切橋と道標 ・平島神明宮 ・瑞林寺「志士の霊碑」 
 ・明治天皇駐輦(れん)の蹟碑 ・大曲の地藏様と赤池
 などなど。
・第3回目は「西川と人々のかかわりあいのあとをめぐる(2)」(10月21日・10月28日)
 ・旧亀貝橋跡 ・亀貝集落の囲い土手 ・真敬寺と道場山地蔵菩薩 ・旧坂井輪村役場跡 
 ・旧新通校跡 ・坂井割元庄屋前田家の墓所 ・新通神明宮
 などなど。
 新通神明宮社殿において、久我宮司から
 ・新通開拓の歴史 ・古記録から読む新通の昔 ・神社の歴史
 ・新通の史跡として古書に残るが所在が確認に出来ないもの
 などの説明があり、新通の地名が文献に登場するのは明暦元年(1655)の検地帳から。
 神社に保管されている明暦元年の検地帳の現物を見た。
 6回にわたった地域探訪講座「坂井輪のお宝見て歩き」は10月28日無事終了した。
NPO坂井輪地域学のあゆみ
 坂井輪地域学はいつ頃から出来たのだろうか。
 私は昨年11月に新会員になった。
 これまでの研究成果が本にまとめられ3冊発行されている。
 第二の故郷「坂井輪」にも興味があり入会前に3冊の本を購入していた。
 「ふるさと坂井輪(平成15年1月15日刊)」
 「ふるさと坂井輪第2集(平成17年6月1日刊)」
 「坂井輪のむかしをたずねて(平成16年10月12日刊)」
 会では、平成14年5月から季刊「かわらばん“ふるさと坂井輪”」を発行している。
 かわらばんは年4回、2月・5月・8月・11月に発行する。
 今年最後の平成20年11月号(第27号)は、明後日発行される。
発行7周年を記念し、第1号から第27号までをまとめた「かわらばん“ふるさと坂井輪”
が近々本になるという。
私が描いたイラスト「古老に聞く坂井輪地のお宝」が第27号に載る。
11月発行の「かわらばん“ふるさと坂井輪”」を早く読んでみたい。

このお宝は (イラストを模写)