菊まつりともみじ
恒例の「弥彦菊まつり」が今日11月1日開幕する。
今年の神社広場の大風景花壇は「伊勢二見浦」。
10月30日弥彦神社を参拝、一足早く弥彦菊まつりを見た。
・弥彦菊まつり
弥彦神社に通ずる県道には「新潟県菊花大展覧会弥彦菊まつり」の看板が立てられて
いる。
神社広場の大風景花壇の今年の風景テーマーは「伊勢二見浦」。
左側奥に「夫婦岩」、右側前に「二見興玉神社」などの景勝地が、3万本の小菊と五百鉢の
菊で描き出されている。
仙台から来た観光客が、福島二本松の菊人形「篤姫」とは一味違った菊まつりだと。
拝殿に通ずる二の鳥居から随神門までの参道両脇に白・黄・ピンクの大小の菊が飾られ
訪れた人を楽しませる。
境内では、菊の審査会が行われ「優等」「1等」「2等」「3等」などの札を係員が菊鉢に
取り付けていた。
拝殿を挟み左右に「優等」の白の大菊数咲(右)と黄の大菊数咲(左)が飾られている。
大菊数咲は、「1本の木に3百一輪以上の花が咲き昨年の8月頃より菊を作りました」と
説明書きがある。
参道に出品されている菊の数が例年より少ない気がした。
古老に聞くと「菊を栽培する人が高齢化のため年々減っているからだ」と。
県外出品コーナーもあった。
今年は、弥彦神社の一の鳥居と玉の橋(神様の渡る橋)付近が夜間ライトアップされる。
・弥彦公園もみじ谷の紅葉
弥彦駅前駐車場に車を止め弥彦公園内を散策した。
村観光課の話では、弥彦公園のモミジの数は約500本。
紅葉にはまだ少し早かった。
朱塗りの観月橋からは、緑と黄と赤の三色のもみじの中に弥彦山が映える。
朱色の柿がたわわに実り一足早く紅葉した柿の葉が訪れた人を慰める。
もみじ谷の観月橋周辺は、夜17時から22時までライトアップされもみじは一層輝きを
増す。
・番外:新幹線燕三条駅改札口の菊の花壇
弥彦神社境内で開催される「弥彦菊まつり」をPRしょうとJR燕三条駅の新幹線改札内に
菊の花壇がお目見えしたと新聞に出ており10月30日見てきた。
新幹線改札内に入ると正面に弥彦の大きな鳥居(約3m)がある。
鳥居の左右に武者姿の白根の勇壮な大凧が飾られている。
朱塗りの鳥居と鳥居の周りの白・黄・ピンクの大小の菊が利用客の目を引く。
・新津石油の里のもみじと菊まつり
新津市金津の石油の里はもみじと菊に彩られる。
・もみじまつり
日本の石油王といわれた中野寛一翁が40年の歳月と贅を尽くして築造した山地庭園の
「もみじまつり」が11月24日まで開催される。
山地庭園には130種約2000本のもみじが山肌を赤く染める。
・新津菊まつり
新津で菊栽培を愛好する「旻香会(びんこうかい)」の人たちが大菊・小菊合わせて
約1500本を出展する「新津菊まつり」が堀出神社の境内で11月15日まで開催され
広い境内は菊の花に彩られる。
越後の秋の風物詩「弥彦菊まつり」と「新津石油の里のもみじまつり」は11月24日まで
開催される。
菊ともみじの里へ (イラストを模写)