晩秋の一日日々変わる里の風景

kanazu362008-11-13

山も里も日一日と晩秋の気配が。
昨10月12日の新潟市の最高気温は、17.4度と
10月下旬並みのぽかぽか陽気となった。
陽気に誘われ旧潟東村打越の「澤将監(しょうげん)の館」を
訪れ晩秋の里のすばらしい景色を見た。
・庭や道路が白銀の世界に
 11月10日の午後1時31分のことだった。
 まだ午後1時半なのに急に辺りが暗くなってきた。
 大粒の雨が降りだしあられに変わり、庭や道路は白銀の世界に。
 急いでデジカメで撮った。
 翌11日早朝庭を見ると庭隅のあちこちが白くまだあられが残っている。
・夕焼け(11月11日午後4時51分) 
 新潟市の11月11日の日の入りは、午後4時36分。
 客の見送りで外に出た。
 西の空が真っ赤に燃えている。
 道路の両脇の家並みの先に夕焼けが。
 夕焼けが民家の窓を赤く染める。
 すばらしい光景をデジカメで何枚も撮った。
・白鳥が田圃で餌をついばむ(11月11日午前9時56分) 
 新潟市新田のアクアパーク近くの稲刈りの終わった田圃で白鳥が羽を休め餌をついばみ、
 数羽の白鳥が空を舞う。
 近郷の田圃では毎日見られる光景だ。
 近くの佐潟から飛んできたのだろうか。
干し柿(11月11日)
 近所の車庫の軒下に無数の干し柿が吊るされている。
 わが家では、焼酎をへたに付け渋抜きしたが。
・畑のアザミ(11月11日)
 5月27日園芸店から花の咲いているドイツアザミを買い畑に植えた。
 2度目の開花は8月11日、そして3度目の開花が11月11日。
 今年は3度も花をつけたドイツアザミが、わが家の玄関に飾られた。
 ドイツアザミは四季咲なのだろうか。
 インターネットで花の時期を調べた。
 ・自然状態では5月から8月ころまで ・栽培品は5月から12月くらいまで
・庭のザクロ(11月11日)
 大きく開いた口から赤い小豆大の粒々の身が顔をのぞかせている庭のザクロ。
 収穫したら11個もあった。
 収穫したザクロは、ユズやカリンとともにカゴに入れられ玄関に飾られている。
・冬桜(11月12日:旧潟東村打越)
 桜の季節は過ぎているのに澤将監の館駐車場脇の桜が可憐な花を咲かせている。
 緑花文化士井上俊さんの「いにしえの草木」によれば、この時期に咲く桜は、「十月桜」と
 「冬桜」があると。
 冬桜だろうか。
 デジカメで撮った。
・モミジ(11月12日:旧潟東村打越)
 「澤将監の館」の庭のもみじが真っ赤に紅葉。
 茅葺の表門と真っ赤に燃えるもみじのコントラストはみごと。
・へび(11月12日:旧潟東村打越)
 へびも陽気につられ出てきたのだろうか。
 澤将監の館駐車場前のアスファルト道路にへびが一匹日日向ぼっこをしていた。
 人が近づいても動く気配はない。
日々変わる晩秋の里の風景。
わが家の玄関に、庭や畑の花と果実が飾られ小さい秋を演出する。

玄関で秋の気配を (イラストを模写)