わらアートまつりめぐり

kanazu362008-11-15

新潟市西蒲区の旧5町村が、稲わらで作った
巨大「わらアートオブジェ」を展示する「わらアートまつり」が
開催しており11月8日見学してきた。
武蔵野美術大学の学生約50人が巻町の入徳館野外研修場に
泊り込み、各地域の人たちと協力して地域の特色を生かした大きなわらの芸術作品を
作った。
旧5町村の6会場をまわりる「スタンプラリー」が行われていた。
6会場全部のスタンプを押すとすばらしい絵が現れ景品がもらえるという。
あぐりの里(旧西川町:スタンプはキノコ)
 田圃の中に大小4個のキノコが。
 大きいキノコは高さは2m以上もある。
 根元には枯葉が敷き詰めれれ秋の漂いが。
 会場では餅つきの実演が行われ見学者に黄な粉餅とあんころ餅が振舞われる。
・じょんのび館(旧巻町:スタンプはわら人形)
 広い広場には27体のわらの妖精が並ぶ。
 製作した学生が、「米の妖精“ワラワラ”です。わらと童のわらを表し妖精はすべて東の
 太陽の方向に顔を向けています」と。
 会場では、西蒲区自慢の食材料理コンテストアマチュア一般の部でグランプリを受賞した
 旧白根市の石崎千恵子さんの作品「柿白和え」が試食できる。
 柿の中をくり抜き、中に南蛮えびやホタテやブロコリーなどが入っている。
 試食した。
・夏井はさ木展望施設(旧岩室村:スタンプはかたつむり)
 談志の田圃と書かれた看板の脇に、「蝸牛(だいろ)ヤァー 蝸牛 蝸牛 角出せ蝸牛・・・」
 と岩室甚句に歌われるおおきな「だいろ(かたつむり)」が。
 角は竹、わら縄のかたつむりの渦巻きも愛嬌がある。
・岩室温泉伝統文化伝承館(旧岩室村:スタンプはコメッセわらアートまつり)
 駐車場脇の芝生の中に赤く塗られたわら帽子をかぶる2体の米の妖精が。
 伝承館の中では、笹団子作りの体験ができ米粉パンの試食もできる。
・中之口先人館(旧中之口村:スタンプは横綱羽黒山
 旧中之口村は横綱羽黒山の出身地。
 先人館前の土俵上に横綱羽黒山の土俵入りする姿がわらで再現。
 土俵に上がり横綱羽黒山をバックにスナップ写真を撮る人も。
 管内では「尾瀬写真展」が開催されていた。 
・長吉(旧潟東村:カモ吉の親子)
 旧潟東村はカモ猟が盛んな地域。
 今年も12月7日に「潟東かもねぎまつり」が開催される。
 田圃の中におおきなカモの親子が。
 会場脇には稲作文字アートのパネル写真が展示され、名物のカモ汁も販売されている。
 鉢植えのシンピジウム(デイライト)を記念に1鉢購入した。
6会場を巡りが終わりスタンプ帳を見た。
6枚のスタンプをつなぎ合わせると「オコメ」のイラストが浮かび上がった。
景品は、岩室温泉入浴剤と天地人ミニ凧(直江兼継上杉景勝大国実頼)と甚句あられ。

巨大わらアートめぐり (イラストを模写)