トキと白鳥

kanazu362008-11-17

新潟県北の関川村西部の休耕田で佐渡で放鳥されたトキが
11月8日発見・確認されて話題になっている。
新潟市佐潟には、たくさんの白鳥が飛来し
多くの見学者で賑わう。
11月14日佐潟水鳥・湿地センターを訪れ今年の飛来数を聞いた。
14日現在オオハクチョウ164羽・コハクチョウ2517羽の計2681羽。
・トキ
 試験放鳥後のトキの様子を地方紙新潟日報のトキ便り「トキの国から」から抜粋した。
 ・9月25日 佐渡市新穂正明寺でトキの10羽を試験放鳥、27年ぶりに佐渡の空に舞う
 ・9月27日 佐渡市新穂正明寺周辺でトキの2羽を確認 
 ・9月29日 これまでに特定されたトキは7羽
 ・9月30日 8羽目のトキを特定
 ・10月21・22日 佐渡で50人規模による未確認の2羽の一斉調査を実施したが未発見       
 ・10月27日 胎内市で未確認のトキ1羽を目撃したとの情報 
 ・10月31日 胎内市で50人規模による一斉調査を実施したが未発見
 ・11月8日 関川村で試験放鳥のトキ1羽を発見、確認と発表
         本州で野生のトキ状態で確認されたのは石川県で1970年に捕獲されて
         以来38年ぶり(識別番号3番の雌と確認)
・白鳥
 佐潟水鳥・湿地センターの掲示板に毎週金曜日の白鳥の飛来調査確認数が書かれて
 いる。
 今年の初飛来確認は10月9日。
 昨年の初飛来確認は10月11日。
 今年も10月17日から飛来数の調査が始まった。
 調査は二人で朝6時から7時半までの約1時間30分。
 ・10月17日89羽 ・10月24日16羽 ・10月31日39羽
 ・11月7日1300羽 ・11月14日2681羽(オオハクチョウ164羽・
  コハクチョウ2517羽) 
 日が昇ると白鳥は、次から次へと佐潟から飛び去って行く。
 近くの田圃へ餌を食べに行くのだ。
 佐潟周辺をドライブすると田圃で羽を休め餌をついばむ白鳥の姿を見ることができる。
・番外:トキ舞う絵柄が現実に   
 佐渡市で試験放鳥された1羽のトキが海を渡り新潟県北の関川村に飛来し大きな話題を
 呼んでいる。
 その関川村上野新にある越後女川郵便局に、地元の風景を背景にトキが空を舞う姿を
 描いた焼き物が以前から飾られているという。
 「まさか現実になるとは・・・」と近所の評判になっている。
 焼き物は、地元関川村朴坂出身で同所で窯を開く陶芸家石山静男(51)さんの作品
 「彩磁深鉢“朱鷺”」。
 高さ21センチ・直径20センチの磁器製で、雪形が浮かぶ地元光兎山(こうさぎさん)
 の春の眺めを背景に、羽ばたく2羽のトキがきれいな“朱鷺色”で焼き付けられている。
 越後女川郵便局を訪れ現物を観て見たい。
トキが舞い白鳥が舞うふるさと新潟。
ふるさと新潟の里や山に昔の原風景が戻る。

大空にトキが舞い白鳥が舞う (イラストを模写)