大不況“働く場所が生活が”

kanazu362008-12-08

今日12月8日は、67年前の1941年(昭和16)日本が
真珠湾攻撃で対米戦争に突入した開戦の日。
共同通信社の全国電世論調査で、麻生内閣の支持率が、
前回11月調査から15.4ポイントの急落で25.5%とになり
不支持率も61.3%になったと報じている。
サブプライムローン問題や原油価額の高騰に端を発し金融危機が叫ばれ、世界の
景気悪化が加速、大不況と雇用の悪化が世界中を席巻する。
新聞は連日「米ビッグ3(GM・フォード・クライスラー)の経済再建か破綻処理か」
非正規社員の雇用打ち切り」「派遣社員の契約解除」などの記事を掲載する。
古新聞の中から昨年10月に織り込まれた、トヨタ自動車の「期間従業員募集」の広告が
出てきた。
世界の景気は1年で天国と地獄を味わう。
トヨタ自動車の「期間従業員募集」広告
 ・1年目の月収例:277040円から254430円
  (日給9800円から9000円)(2年目10000円・3年目10300円)
 ・寮費無料(一人部屋)冷暖房、TV、冷蔵庫付
 ・正社員登用制度あり(2006年登用実績943名)
 ・選考日程:新潟商工会議所 10月22・24・25 新津職安 10月23日
         長岡商工会議所 10月26日・11月2日
・自動車業界減産とリストラ
・米国
 米国の自動車大手3社(ビッグ3)は危機的な経営状況だという。
 この影響を受け、米主要企業が11月に発表した人員削減数は前年同期の約1.5倍
 の約18万1700人に達した。
・日本
 昨年5月、トヨタ自動車の2007年3月期の決算で売上げが約4兆億円・営業利益が
 2兆円突破と発表された。
 それから1年、米国発の金融危機の嵐が世界中に吹き荒れ、景気悪化が日増しに加速
 して行く。
 日本の主要産業自動車業界にも不景気の影が偲びよる。
 12月1日の新聞に、自動車12社190万台減産・非正規従業員1万4000人削減と。
  ・トヨタ自動車 95万3000台 6200人 
  ・ホンダ 14万1000台 270人
  ・日産自動車 27万2000台以上 1500人
  ・マツダ 4万8000台 1300人
  ・三菱自動車 11万台以上 1100人以上 
  ・スズキ 24万6000台以上 約600人
  ・ダイハツ工業 3万台 予定なし
  ・いすゞ自動車 2万800台 1400人
  など。
  12月5日、ホンダは年間500億円を超す経費がかかっる自動車レースのフォーミュラ・
  ワン(F1)から2008年のシーズン終了後に撤退すると発表した。
  リストラの嵐は、自動車業界だけでなく東芝やシャープやキャノンやブリヂストンなど
  すべての業界に連鎖的に波及している。
・正社員もリストラの嵐
 東京証券取引所などに上場する企業が今年4月から11月末までに41社が決めた
 希望退職者数は6064人に達した。
 主な企業の発表した希望退職者数は
 ・奥村組 622人 ・前田建設工業 522人 ・パイオニア 514人
 ・大京 450人 ・沖電気工業 300人 ・レナウン 300人 ・大豊建設 150人 
 など。
・番外:株急落ヨン様の含み損10億円
 世界的な金融危機による最近の株価急落が原因で、韓流スター、ペ・ヨンジュンさんの
 保有株が、今年1月に比べて約10億円の含み損が生じていると新聞に。 
世界の景気悪化が日ごとに加速する。
世界中の株価も大幅な値下がり。
世界景気は今後どうなるのか。
そして私たちの雇用と生活は・・・

職の不安リストラの嵐が (イラストを模写)