冬の風物詩師走の街の話題

kanazu362008-12-24

今夜はクリスマスイブ、大晦日まで後1週間。
12月16日の夜、新潟市の新潟小学校に通う児童の
父親たちが3台の自転車をこぎ人力発電で、同校玄関前の
木に飾られた電球1200個のクリスマスのイルミネーションを
点灯させた。
冬の風物詩師走の街の話題が各地から届く。
話題を新聞から拾った。
・干支の丑
 ・赤べこ
  牛といえば福島県会津地方の民芸品赤べこ、約1200年前柳津町の寺を建立する際、
  木材を運ぶのに苦労する人々を手伝った赤色の牛に由来する。
  体の赤には、魔よけの効果があるとされ上下に首が動くユーモラスな姿がなんとも
  いえない。
 ・土鈴の牛
  新発田市の工房寿々蔵の干支シリーズも今年で3順目。
  土産品用に添える札にも「目標に向かって猪突(ちょとつ)快進」「この家に福チュウ入」
  などと新年にふさわしい語呂合わせの言葉をひねり出す。
  甲府市の民芸工房がくなんで干支の丑をかたどった土鈴作りが最盛期を迎えている。
  約900度で焼かれた土鈴は、振るとカラカラと乾いた音がし、魔よけの意味もあると
  いう。
 ・すげ細工の牛
  妙高市下平丸地方ですげ細工干支の丑が佳境を迎えている。
  同地区のすげ細工は50年ほど前に始まり名産品として定着し全国から注文がある。
  1971年と2002年には年賀切手の図柄に採用され、現在は旧新井市の指定文化財
  にもなっている
 ・上野動物園のおでこにハートマークのある牛
  上野動物園におでこにハートマークの白い斑点のある牛がお目見えした。
  雌の子牛で「桜」と名付けられた。
  牛は、在来種の一種で口之島牛
  口之島牛トカラ列島北端にある鹿児島県の口之島で野生化したもの。
 ・干支の独楽(こま)
  新潟県内でただ一人といわれる新潟市の江戸独楽師平林正志(51)さんは、来年の
  干支「丑」の独楽作りに励む。
  材質はミズキで独楽に美しい紅色の渦巻き模様が描かれている。
  「紅色は魔よけの意味もあり縁起物だ」と。
・しめ縄
 ・白山神社の太しめ縄奉納
  12月15日、新潟市白山神社で鳥居など境内5カ所に掲げられている巨大なしめ縄を
  真新しいものに取り換える年末恒例の「太しめ縄奉納」が行われた。
  参道にある随神門前の鳥居に掲げられたのは長さが約7m・重さが約70キロキロ。
 ・しめ縄作り
  上越市牧地区では、正月用のしめ縄作りの追い込みが続く。
  しめ縄は、穂が出る前に収穫した稲わらを使う。
  昔はほとんどの農家でしめ縄作りをしていたが、今では高齢化が進み数軒になった。
・大掃除(すす払い)
 ・12月13日、てんぐ伝説がある群馬県沼田市の迦葉山弥勒寺で恒例の大てんぐ面
  (顔の長さが5.5mから6.5m)やお堂の「すす払い」が僧侶らの手で行われた。
 ・12月16日、夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台になった松山市道後温泉本館
  1年の汚れを落とす「すす払い」が職員ら約70人で行われた。
 ・12月20日、京都市西本願寺東本願寺で年の瀬の風物日の「すす払い」が僧侶や
  信者らの手で行われた。
・年賀状とポスト
 12月15日、全国の郵便局で2009年の年賀状の受付が始まった。
 村上市のJR村上駅前に15日、昔懐かしい丸形の赤いポストが移設された。
 ポストは、市内の民間施設に資料として設置されていたが、施設が閉鎖されたため移設
 されたもの。
 久々の現役復帰を果たしたポストは、年賀状の差出式で市民に披露された。
 年賀状は12月25日までに投函すれば元旦に届くという。
・番外:NHK大河ドラマの主役が篤姫から兼続へとバトンタッチ
 2008年の大河ドラマ篤姫」が12月14日の放送で終了した。
 2009年の大河ドラマ天地人」は1月4日から放送が始まる。
 12月12日、NHK大河ドラマ篤姫」に主演の宮崎あおいが、来年の大河ドラマ天地人
 の収録が行われている東京都内の同局のスタジオを訪れ、主役の直江兼続を演じる
 妻夫木聡に「いろいろな人と芝居をして、どんどんすてきになってください」とエールを
 送った。
年の瀬、街には冬の風物詩を伝える話題があふれている。

園児が年賀状をポストへ (イラストを模写)