ラムサール条約登録の瓢湖でイベント

kanazu362008-12-26

強い冬型の気圧配置となった新潟県内は25日夜半から
風雪となった。
26日早朝の新潟市内は、道路も屋根も庭も雪化粧。
雨どいの鎖にかね氷り(つらら)がぶら下がり庭の水溜りに
初氷りが。
9月25日に佐渡でトキが放鳥されてから3カ月が過ぎた。
トキが新潟県内の空を舞う。
10月27日胎内市・11月8日関川村・12月5日新潟市、そして12月23日見附市で。
12月24日、佐渡でトキの2次放鳥に向けた野生順化訓練が始まった。
白鳥の湖といえば旧水原町(現阿賀野市)の瓢湖が有名だ。
阿賀野市の瓢湖ラムサール条約に登録されたのが2008年10月30日。
ラムサール条約登録記念イベント「あがのラムサールフェスター」が12月20日から開催
されているので21日見学してきた。
瓢湖水きん公園
 ラムサール条約登録を記念し街中や瓢湖周辺には、薄青地に「祝ラムサール条約登録
 湿地瓢湖」と書かれたのぼり旗が立てられ歓迎ムードに沸く。
 公園入り口には「祝ラムサール条約登録湿地瓢湖」と書かれた大きなアーチが来訪者を
 歓迎する。
 瓢湖脇に「ラムサール条約登録湿地 平成20年10月30日登録 国指定瓢湖鳥獣
 保護区」と書かれた大きな掲示板が立つ。
 旧水原町には昭和43年3月から46年3月までの3年間勤務し何回も瓢湖を訪れて
 いるので懐かしい場所だ。
 12月1日から鳥インフルエンザ対策として水辺の手すりにネットが張られている。
 これに伴い、観光客による餌付けの一部制限をしたと報道されていたが、売店に1袋
 100円の餌(コメ粒あられ)が売られていた。
 観光客や子どもたちは楽しそうに白鳥に餌を与えていた。
 話によれば、観光客による餌付けは「瓢湖の看板」であるとして、餌付けをめぐって禁止を
 求める地元環境保護団体と餌付け続行を主張する観光協会・商工会と対立しているいう。
 土・日曜と祝日は湖畔の資料館「白鳥の里」が無料開放されており見学した。
 壁に掲げられてた白鳥やカモなどのパズルを子どもたちが楽しそうに動かし、白鳥やカモ
 の絵を完成させようと頑張っていた。
帰り道1996年日本で10番目にラムサール条約登録湿地に登録された、国内最大の
砂丘湖」佐潟に寄った。
12月19日現在佐潟の白鳥の飛来数は2426羽(うちオオハクチョウ77羽)。
近郷の水田では、あちこちで白鳥が餌をついばんでいる。
新潟の里は、白鳥が舞いトキが舞う。

子どもが白鳥に餌をまく (イラストを模写)