大河ドラマ天地人好スタートと絵本原画展

kanazu362009-01-09

1月4日スタートのNHK大河ドラマの視聴率は、
地元新潟地区では36.8%、関東地区でも24.7%と
初回視聴率では昨年大人気の「篤姫」の20.3%を上回り、
2004年の「新撰組!」の26.3%以来の高い数字だった。
人気に魅せられ1月7日、主人公直江兼続の生涯を描いた絵本の原画展を見てきた。
大河ドラマ天地人第1回「五歳の家臣」の子役の名演技が涙を誘う
 ドラマはいきなり大阪城での兼続と秀吉の対決場面から始まった。
 兼続の幼少期の樋口与六を演ずる子役の加藤清史郎の演技がすばらしく多くの人の涙を
 誘った。
 雲洞庵の北高禅師に「わしはココには来とうはなかった」と答える場面が・・・
 ふと昔放送された大河ドラマ独眼竜政宗」で政宗の幼少期の梵天丸を演じた、子役の
 藤間遼太のセリフ「「梵天丸もかくありたい」を思い出した。
 「梵天丸もかくありたい」のセリフは一世を風靡した。
 独眼竜政宗の視聴率は、初回が28.7%・最高が47.8%・平均が39.7%。
 昨年放送の篤姫の視聴率は、初回が20.3%・最高が29.2%・平均が24.5%。
 妻夫木聡演ずる直江兼続の「天地人」の視聴率は、独眼竜政宗の視聴率にどこまで
 迫るか。
 2回以降の放送が楽しみだ。
・絵本「直江兼続」原画展(旧岩室村岩室温泉:1月7日)
 絵本は、南魚沼市郷土史愛好家グループ「上田史談会」が子ども向けに書き下ろした
 「家康に対峙した戦国の宰相“直江兼続”」(考古堂書店刊)。
 絵は樋口峰夫(旧巻町出身)が描いている。
 会場にはと「樋口峰夫画伯 直江兼続原画 花ケ前盛明書」と書かれた大きな桐箱が
 飾られ挿絵21点が展示されている。
 物語の目次は、
 1 与六(兼続)の誕生 2 幼年時代 3 野尻が池の干拓
 4 上杉謙信の死 5 御館の乱 6 与板城主直江山城守兼続
 7 兼続の手腕と与板衆の活躍 8 魚津城の落城 9 落水の会見
 10 新発田重家の反旗と愛の前立 11 秀吉の厚遇 12 会津への移封
 13 家康との対決(1) 14 家康との対決(2) 15 米沢への移封
 16 新城下町の建設 17 幕府との対応 18 学問の振興と兼続の死
 19 直江兼続公の年譜
 原画を見、絵本を手に取った。
 大人も子どもも楽しいビジュアル絵本と書かれている。
 絵本原画はわずか21画だが、読みやすく分かりやすい。
原画展を開催した岩室温泉には、兼続の弟の樋口与七大国実頼)が城主を務めた
天神山城があった。
街のあちこちに「岩室温泉天神山城 天地人直江兼継の弟 大国実頼城主」と書かれた
のぼり旗が見られる。
原画展を企画した綿々亭綿屋の石崎健館主(57)は、「ドラマの進展と合わせて、
原画も楽しんでほしい」と。
記念に1冊購入した。
新潟県内の「天地人」ゆかりの各地は、ドラマの進展とともに大フィーバーする。

子役の名演技に思わず・・・ (イラストを模写)