センター試験と合格祈願あれこれ

kanazu362009-01-17

今日1月17日は、2009年度のセンター試験日。
大学入試センターによると、2009年度の試験場は、
本試験場が全国都道府県合わせて738試験場で
実施され、前年度より2試験場の増加。
センター試験を利用すろ大学・短大は803校で過去最高。
新潟県内の私立18校の高校の入試も1月14日から始まった。
全18校の定員4901人に対し、推薦・専願の志願者は2120人、併願は12807人の
計14927人。
合格祈願の話題を新聞から拾った。
・2009年度センター試験志願者数
 大学入試センターは1月9日、2009年度センター試験志願者数(確定)を発表した。
 志願者数は現役・既卒生合わせて543981人で昨年より596人多い。
 志願者数543981人のうち、現役(高等学校等卒業見込者)は431263人で、
 3250人増。
 既卒生(高等学校等卒業者)は106133人で2533人減。
 現役の占める割合は79.3%・既卒生は19.5%で、現役生の割合が増え続けている。
 現役が占める割合は昨年に比べて0.5ポイントの増加となった。
 新潟県の志願者は、昨年に比べて113人多い10603人。
・合格祈願あれこれ
 ・国上寺の「合格祈願祭」
  国上寺では、観音様の縁日(毎月17日)にご祈祷した合格祈願お守り3点セット、
  国上寺の「お札」と良寛さんの「絵馬」と五角形の「鉛筆」(通常は六角形)を限定300組
  を販売する。
  鉛筆を六角形から五角形にしたのは、「ゴーカク(五角・合格)」の語呂合わせから。
  鉛筆は5本入りで、表面は赤・白・黄・紫・緑の五色。
  販売は15年前ほどから始め、最近では教員試験や介護試験のために購入する人もいる
  とか。
 ・菅原神社の「合格祈願祭」
  石に「ご」の字を書く「ごを書く石(合格石)」のお守りで有名な旧栃尾市の菅原神社
  で恒例の「合格祈願祭」が昨年11月23日行われた。
  同神社は、学問の神様とされる菅原道真公をまつる。
  合格祈願祭は地域の活性化につなげようと、1992年に始まり、毎年11月の
  第4日曜日に実施する恒例行事。
 ・JAえちご上越の「合格米」と「合格箸」
  JAえちご上越の旬采交流館「あるるん畑」が、受験生を応援するお守りとして「合格米」と
  「合格箸」を1月4日から限定販売している。
  米は「五穀」、箸は「五角」でいずれも合格に掛けている。
  お守りは、今年の大河ドラマ天地人」に登場する上杉謙信公を祀る春日山神社で
  おはらいを受けた。
 ・JR西日糸魚川地域鉄道部の「貫通石」
  JR西日糸魚川地域鉄道部は、北陸新幹線のトンネル工事の際に採取した貫通石を
  入れた合格お守りを作り、1月13日糸魚川市一の宮天津神社で、合格祈願の
  おはらいを受けた。
  貫通石は、2006年10月に同市中浜から木浦間の高峰トンネルの貫通地点で採取。
  「石」と「意志」の言葉にかけ、「意志を貫いて難関突破」などの意味が込められている。
  「ふく(二九)よこ(五)い」の語呂合わせで、1月16日から295個を限定配布する。
 ・千葉モノレールの「落ちないお守り」
  千葉市の千葉モノレールでは、レールから車両をつり下げるワイヤ「安全鋼索」を
  カプセルに封入した「落ちないお守り」を沿線の主要駅の窓口で販売したいる。
  引退した車両に使われていた鉄製ワイヤを約1センチずつ切断したものでお守りは、
  千葉県内のお寺で合格祈願のおはらいを受けた。
 ・サッカーJ1大宮アルディージャの「落ちない!お守り」
  大宮アルディージャは、J1昇格の2005年から12位から15位と低迷している。
  しかし、4年連続残留争いに勝ち抜きJ2降格を免れた。
  瀬戸際の「勝負強さ」や「残留力」が、受験生や不況に立ち向かうサラリーマンらの
  共感を呼び「落ちない!お守り」として人気だという。
  お守りの中身は、幻となった2008年12月13日(土)のJ2入れ替え戦のチケット。
・番外:受験生に贈る言葉「牛と一本道」
 「金八先生」でおなじみの俳優武田鉄矢が東京の予備校で、センター試験を直前に控え
 た受験生に激励メッセージとして、今年はうし年だがと黒板に“牛”と書いた後、下に横線を
 加えて「牛も一本道を一生懸命歩いていたら生きるという字になるんだ」と合格一直線の
 受験生に「牛と一本道と生る」という言葉を贈った。
昭和女子大・矢野眞教授は新聞に「入試地獄」という言葉に代わって「全入時代」が大学の
今を語る枕ことばになった。
経済力さえあれば誰でもが大学に進学できる。
受験勉強をせずに入学してくる学生もいる。
入試天国のような時代だが、大学は「格差」と「困難」の中で迷走していると語っていた。
ともあれ受験生にとっては、今日のセンター試験の結果が人生の岐路となる。
受験生の笑顔が待ち遠しい。

やった!この笑顔が (イラストを模写)