センバツ新潟県勢2校同時出場ならず

kanazu362009-01-24

昨23日、第81回選抜高校野球大会出場校が決まった。
新潟県からは昨年秋の北信越大会で優勝した日本文理高校
選ばれた。
21世紀枠推薦候補の村上桜ケ丘には吉報が届かず
悲願の甲子園初出場はならなかった。
1月21日、新潟市槙尾の日本文理高校のグランドを訪れ出場が確実といわれる
日本文理高校の練習を見学した。
日本文理高校
 ・北信越大会戦歴
  ・決勝:富山商業(富山)を 10:7と大逆転で破り優勝
  ・準決勝:福井工大福井(福井)を 10:7で破る
  ・準々決勝:遊学館(石川)を 6:1で破る
  ・1回戦:東海大三高(長野)を 5:0で破る
 ・練習
  グランドのレフト側スタンドに「全国制覇」「GO THE DISTANCE」の2枚の
  横断幕が掲げられ、バクネット裏と一・三塁側に見学席が設けられている。
  バクネット裏の掲示板に「日本文理高校野球部応援タオル・メガホンの販売について」の
  お知らせの紙が貼られている。
  授業は午後3時45分に終わり選手が午後4時頃からグランドに出てきた。
  選手はグランドに入る前に帽子をとり「お願いします」と挨拶してグランドに入る。
  そしてバクネットのところに行き「こんにちは」とまた挨拶する。
  選手に聞いた。
  バクネット裏の事務所にいる監督に挨拶するのだと。
  バクネットの横に女子のマネージャがいた。
  女子マネージャは現在1年生の安達優花さんただ一人。
  野球部員は現在70人。
  この中から選抜大会に出場する選手が選ばれる。
  見学していると事務所から大井監督が出てきた「寒い中ありがとうございます」と挨拶
  された。
  「23日が発表日ですね」「そうです」。
  選手たちは、スタートダッシュから練習を開始した。
・村上桜ケ丘高の戦歴
 北信越大会1回戦敗退・県大会準優勝。
 昨年の県大会では春優勝、夏8強、秋準優勝と1年を通して好成績を収めた。
 練習の時間と場所を確保するため、借り受けた運動広場を部員たちで整備し、手づくりの
 練習場をつくるなど、悪条件を克服した。
 昨秋の北信越大会では、甲子園でベスト4に進出したこともある佐久長聖高に3対5で
 惜敗した。
 村上桜ケ丘高の21世紀枠推薦理由は3点。
 ・村営運動広場を借り部員、保護者、地域が手作りで球場を造った
 ・春季県大会優勝、秋季県大会準優勝の成績
 ・美化運動など校内、地域貢献
 1月23日、選手・学校関係者・市民などが「センバツ初出場」の吉報を待ちわびたが、
 午後3時過ぎ高野連から届いた連絡は無情にも「落選」だった。
勝負の世界の明と暗。
甲子園の切符を手にしたのは日本文理
あと一歩のところで夢を逸した村上桜ケ丘高。
村上桜ケ丘高には夏があると声援を送りたい。
センバツ3度目の出場となる日本文理
夢は「全国制覇」。
夢の実現に向けガンバレ!!

センバツ3度目の出場だ (イラストを模写)