大相撲優勝額と懸賞と日本人力士

kanazu362009-01-26

大相撲初場所千秋楽は、東西横綱の優勝決戦を見ようと
当日券を求め徹夜組も出るほどの大人気。
本割で横綱白鵬が勝ち、14勝1敗で並び優勝決定戦となった。
優勝決定戦では、休場明けで進退を懸けた横綱朝青龍
横綱白鵬を破り23回目の優勝を飾り、奇跡の復活優勝で相撲ファンに強く
アピールした。
表彰式のインタビューで、「朝青龍、また帰ってきました」と力強く叫んだ。
初場所話題の新大関日馬富士は前半の連敗が最後まで尾を引き8勝7敗に終わった。
日本人力士期待の小結稀勢の里は千秋楽に勝ち、8勝7敗と越しを決め、来場所の
関脇昇進が濃厚。
・優勝額と日本人力士
 両国国技館内東西南北の天井近くに優勝力士の写真額が32枚掲げられている。
 優勝力士の新しい額が掲げられると一番古い優勝額が取り外される。
 2009年初場所優勝の横綱朝青龍の優勝額が掲げられると2003年9月場所優勝の
 横綱朝青龍の優勝額が取り外される。
 両国国技館内東西南北の天井近くに掲げられている32枚の優勝額を見ると横綱朝青龍
 が19枚・横綱白鵬が9枚・琴欧洲が1枚・大関栃東が2枚・大関魁皇が1枚。
 32枚中外国人力士が29枚と圧倒的で日本人力士はわずか3枚。
 日本人力士の優勝は2006年(平成18)初場所大関栃東の優勝が最後だ。
 相撲ファンは1日も早い日本人力士の優勝を期待する。
・懸賞と日本人力士
 2009年初場所千秋楽優勝を懸けた東西横綱白鵬朝青龍の結びの一番の対戦には
 46本の懸賞がかかった。
 勝った横綱白鵬の今場所の獲得懸賞本数は253本。
 負けた横綱朝青龍の今場所の獲得懸賞本数は150本。
 3位は新大関日馬富士の66本。
 日本人力士の最高は大関千代大海の48本で2位が小結稀勢の里の38本。
 人気力士の高見盛は3位で33本。
 過去5年間の年間最高懸賞獲得力士は、2004・05・06の3年間は横綱朝青龍
 2007・08年は横綱白鵬とここでも外国人横綱が懸賞王。
 2008年は、大関琴光喜が359本で3位と大健闘した。
 懸賞といえば、勝つと懸賞金の束を手に天井を向いて意気揚々と花道を引き揚げる
 しぐさで話題を誘う人気力士の高見盛
 過去5年間の年間順位は、2004年が3位・05年が4位・06年7位・07年7位・
 08年7位と毎年ベスト10に顔を出している。
国技大相撲、昔の横綱千代の富士(31回優勝)や横綱貴乃花(22回優勝)の様に
日本人力士が活躍するのは何時の日のことか・・・

千秋楽結びの一番に勝ち懸賞を受ける (イラストを模写)