クリスマスローズ展とネコヤナギ

kanazu362009-02-13

今日は「13日の金曜日」。
英語圏の多くとドイツ、フランスなどの迷信において
不吉とされる日で起源は諸説いろいろと。
暦を見ると今年は、2月・3月・11月の3回ある。
新潟市川根の花夢里で「クリスマスローズ展」が開催されており2月7日見て来た。
会場には早春の花ネコヤナギの切花が売られていた。
クリスマスローズ
 看板のキャッチフレーズがすばらしい。
 クリスマスローズは、花の少ない冬の時期にも次々と咲く可憐な花です。春に先駆けて
 美しい色でうつむきがちに咲く清楚で可愛らしい姿に魅せられる方が多く、人気上昇中
 ですと。
 会場には色とりどりのクリスマスローズが並ぶ。
 わが家では毎年小さな苗を買い、庭に植え替え大きく育てている。
 今年は、350円の桃色系のクリスマスローズを2鉢買った。
 しおりには、
 ・開花期:12月末から3月まで
 ・育て方:西日を避けた日当たりと風通しの良い場所を好みます。
       水切れに注意して下さい。耐寒性があり丈夫です。
 と。
 わが家の庭のあちこちでクリスマスローズが紫色のつぼみを付けている。
 その周りに種が落ち芽を出したクリスマスローズの若草が顔を出している。
・ネコヤナギ
 花夢里の隣の農産物直売所の「新鮮組」に紅色のネコヤナギの切花が売られており
 買った。
 ネコヤナギは、北海道から九州に分布する落葉の低木。
 山間渓流や中流の流れが急な場所などに生育する。
 雌雄異株であり、春に葉の展開に先立って花序を出す。
 若い雄花序は葯(やく)が紅色なので、全体が紅色に見えるがやがて葯が黒色になって
 長くなる。
 雌花序は絹毛が目立つのでふさふさとした感触であり、これをネコの尻尾にみたてて、
 ネコヤナギの和名が付いた。
 他のヤナギ類の開花よりも一足早く花を咲かせることから、春の訪れを告げる植物と
 いわれる。
新聞に春の訪れを知らせるネコヤナギの花が、新潟県立鳥屋野潟公園の遊歩道脇に
咲いていると出ており2月9日見て来た。
新潟県立鳥屋野潟公園のネコヤナギ(2月9日)
 公園は68.8ヘクタールと広い。
 鳥屋野潟湖畔のせせらぎ小道をネコヤナギの木を捜し求めて歩いた。
 初めて歩く広い公園内ではどこにネコヤナギの木があるかわからない。
 遊歩道を散歩する人たちに尋ねた。
 「ネコヤナギならあの橋を渡り湖畔の方に少し歩くと道端に2本ありますよ」と。
 やっと見つけた。
 高さが2mくらいのネコヤナギの木に小さな花が咲き銀色の花が風になびく。
 公園管理人の話では広い公園の中でネコヤナギは2本しかないという。
佐潟のネコヤナギ(2月10日)
 昨年はあられが降る3月7日に佐潟を訪れネコヤナギを見ている。
 暖冬少雪の今年は小雨の降る2月10日に佐潟を訪れた。
 昨年見つけた自然観察園の場所に直行した。
 佐潟でも既にネコヤナギの花は咲いていた。
 自然観察園を一周した。
 目の前の木道に美しい羽のカワセミが1羽、羽を休めている。
 近くでカメラマンが盛んにシャッターを切る音が聞こえる。
・番外:シンビジューム
 花夢里で黄色い花が咲くシンビジュームの鉢植えが売られていた。
 園芸家の人が、「この花は正月に6000円で売られていた人気花です。
 花は4月まで楽しめます。正月も終わり2000円の特売品でお買い得ですよ」と。
 掛け声につられ1鉢買った。
 花には「アーリートリノ・イエローパワー」と書かれた札が付いている。
庭にクリスマスローズの花が咲き、玄関に紅色のネコヤナギと黄色い花のシンビジュームが飾られた。

もうネコヤナギの花が咲いている (イラストを模写)