懐かしい昭和の写真展めぐり

kanazu362009-02-14

昨13日は新潟市でも春一番が吹き4月中旬並みの陽気。
今朝5時の気温は、寝室で14度、台所で12度と温かい。
地域に残る古い写真が、今脚光を浴びている。
上越市高田の僧侶岡観妙さんが残した古い写真
十日町市の山内写真館の店主らが残した古い写真
南魚沼市六日町の造り酒屋高橋家の高橋捨松さんが残した古い写真
などなど。
懐かしい昭和の写真展があちこちで開催されている。
懐かしさに魅せられ「懐かしい昭和の写真展」めぐりに出かけた。
・懐かしい昭和の写真展(岩室温泉綿々亭綿屋ギャラリー・写真家捧武:2月2日)
 入り口のプロフィルには捧武さんは昭和8年燕市生まれと書かれている。
 「西瓜売り」「シャボン玉」「毒消し売りと芸妓さん」「だんご作り」「おんぶで花見」
 などなど懐かしい写真が。
 机の上には捧さんの写真集が並べられている。
 ・電鉄浪漫 ・ふるさとの群像 ・かやぶきと生きる ・写真で振り返るふるさと燕
 など。
・新潟まちかど物語「昭和の新潟」(東北電力グリーンプラザー:2月11日)
 会場入り口に「昭和33年4月29日新新潟駅開業日のにぎわい」の畳2畳もある大きな
 写真が飾られている。
 ・昭和38年小林デパート屋上のケーブルカーに乗る子ども 
 ・昭和30年10月の新潟火災 ・昭和37年白山浦の電車
 ・昭和39年男のバス車掌 ・新潟まつり
 などなど。
 1956年(昭和31)と1964年(昭和39)の県内の10大ニュースを掲載した
 新潟日報紙面のパネルも飾られている。
 1956年(昭和31)の10大ニュースの1番が「弥彦事件の930票」。
 会場を訪れた年配者が、約70枚の懐かしい写真を見ながら会場のあちこちで
 「この写真は・・・」「あの写真は・・・」と話がはずむ。 
・写真が語る明治大正昭和の新潟(新潟県政記念館:2月11日)
 明治・大正・昭和の新潟の懐かしい写真が会場を飾る。
 「街並」「掘割り」「万代橋」「沼垂四ッ角」「古町通り4番町」「明治初期の新潟奉行所
 「新潟市役所と警察署」「大正末期の古町十字路の交通整理」
 などなど。
・番外:新潟県政記念館の「鳴(な)り天井」
 新潟県政記念館の2階に通ずる階段の中ほどに掲示板がある。
 「昔から、ここは“鳴り天井”で知られていました。階段の途中のこの場所で、力強く手を
 打つと2〜3秒間蜂の羽音のような美しい響きが聞こえます。・・・ 有名な、日光東照宮
 “鳴き竜”と同じ原理です。」と書かれている。
 天井に向けて手をたたいた。
 蜂の羽音が聞こえてきた。
・番外:2008年報道写真展(東京)
 2月28日まで東京の日本新聞博物館で報道写真で振り返る「2008年報道写真展」が
 開催されている。
新潟市では市制120周年記念として「写真アルバム“新潟市の120年”」を出版する。
チラシに「「新潟市の町並や建物等懐かしい情景を600枚の写真で再現!」 と。
・新潟農園駐車場(昭和初期) ・坂井輪村の農村風景(昭和29年)
・豪雪で町並が一変した内野(昭和36年) ・集中豪雨の日の小針(昭和39年)
・木山農協でのスイカの出荷作業(昭和40年代)
などなど。
2000部の限定販売だという。
“もう二度と手に入らない・・・”という文字に心が引かれ、第二のふるさと新潟の思い出に
1冊購入予約した。

昔の懐かしい写真を見る (イラストを模写)