チューリップとぼたんが五泉市役所の  玄関を彩る

kanazu362009-03-02

「横浜開港150周年企画展見学」と「高尾山登山」のため
2泊3日の日程で新幹線を利用して横浜・東京を旅行した。
新潟駅の新幹線コンコース(待合コーナー)には、”ようこそ
新潟へ”と書かれ早春の花“ボケと水仙”の花が飾られていた。
3月8日の「国際婦人デー」に合わせロシアにチューリップの切り花の輸出始まったと。
五泉市新潟県内でも有数のチューリップとぼたんの生産地である。
五泉市役所恒例の春を呼ぶチューリップとボタンの花の展示が今年も同市役所の玄関で
始まった。
小雪が舞う2月21日、五泉市役所を訪れ一足早くぼたんの大輪の花を観賞してきた。
・チューリップの切り花1400本が五泉市役所の玄関を彩る
 五泉市は、県内でも有数のチューリップの産地。
 平成19年度の生産量は、
 ・球根の生産:作付面積 23.8ha ・球根の出荷量 404万9000球
 ・切花の生産:作付面積 1.0ha ・切花の出荷量 100万本
 1月下旬五泉市役所の正面玄関にチューリップの切り花1400本が展示され市民に
 一足早い春の香りを届けた。
 同市では、チューリップをPRするため毎年4月に、「五泉市チューリップまつり」を
 開催する。
 会場の巣本地区の3haの畑には、約150万本の色とりどりのチューリップの花が咲き
 観光客を歓迎する。
・40鉢のぼたんの花が五泉市役所の玄関を彩る
 五泉市の市の花は「ぼたん」である。
 同市のぼたん栽培は、大正時代から始められ今では、松江市八束町に次いで全国第2位
 の生産量を誇る。
 新潟県花卉(かき)球根農業協同組合の資料によれば、
 日本でのぼたんの栽培の歴史は古く、中国から渡来し、千余年の長い歴史を経て
 改良され、数多い銘花が作られている。
 新潟県の歴史も古く、数ヵ町村で栽培されていたが、現在では五泉市巣本地区に限られて
 いる。
 その面積は20ヘクタールで年間30万本が出荷されている。
 同地区では明治20年ごろ、試作的に苗木を導入したのが始まりで、当時繁殖方法に
 共台に接ぎ木していたが良く育たなかったため量産できなかったという。
 その後、小合村(旧新津市)のボタン研究家により、芍薬シャクヤク)の台に接ぐことに
 成功。
 明治35年頃から急速に広まったと云う。
 五泉市役所の正面玄関には、生産者19人の21品種40点が展示され一足早い春を感じ
 させる。
 恒例の品評会も実施され3人の人が表彰された。
 毎年5月、五泉市東公園内の「ぼたん百種展示園」がオープン、115品種・5000株の
 花が咲き誇り約7万人の愛好家が観賞に訪れる。
・番外:新潟県立大学の校章はチューリップ
 2月23日、今年4月に開学する新潟県立大学の校章のデザインが決まった。
 作品をデザインしたのは新潟市の会社員佐藤信幸(39)さん。
 チューリップをモチーフに大学の英語の頭文字のUNPの3文字をデザインしたもの。
 Uは「University」をNは「NIIGATA」をPは「PREFECTURE」の
 頭文字で色はピンクと黄緑色。
 校章のデザインがには、県内外から422点の応募があった。
 新潟県は2月19日、新潟県立大学の2009年度一般入試A日程の133人(うち男子
 36人)の合格者を発表した。
五泉市のチューリップとぼたんが、県民に一足早い春を届ける。
新潟市南区清水では、ビニールハウス内で育てたチューリップの切り花の出荷がピークを迎えている。
新潟県立大学の受験生にも一足早い「チューリップ咲く」の吉報が。

受験生に「チューリップ咲く」の吉報が (イラストを模写)