東京郊外の高尾山に登り御陵を参拝
夫婦で東京郊外の高尾山に登るのが夢だった。
2月27日2泊3日の日程で「横浜の開港150周年記念展見学」
と「高尾山登山」に出かけた。
予定より早く下山したので多摩御陵と武蔵野御陵を参拝した。
パンフには、東京都八王子市に属する「高尾山」は、関東山地の東南、都心から
約50キロメートルに位置している。
都心からの交通の便にも恵まれ、日帰りでもゆっくり山歩きが楽しめる国定公園で
平成19年に富士山と並んでミシュランの三ツ星に指定されたすばらしい山と紹介
されている。
・高尾山登山(八王子市:3月1日・曇り)
八王子駅前のホテルに宿泊、1日早朝一番電車に乗り午前5時35分に高尾山口駅に
着いた。
電車の中で毎日高尾山に登っているという懐中電灯を持った67歳の老人と出会った。
マップには、8コースが書かれており1号路(3.8キロ)を登ることにした。
1号路は、上り100分・下り90分と書かれている。
3月1日の東京の日の出は午前6時11分。
日の出前で登山道はまだ暗い。
5:40 老人の懐中電灯の灯りを頼りに登山開始
6:02 金比羅台園到着(標高387m)、日の出前眼下に関東平野の明かりが見える
6:21 ケーブルカー高尾山駅・海抜472m(清滝駅発で、日本一の急勾配31度18分)
6:26 サル園・野草園
6:27 たこ杉(樹齢450年・高さ37m・幹囲6mの巨木で根の形がタコの足に似ている
ことからその名がつけられた・八王子市の天然記念物に指定)
6:30 浄心門
6:34 表参道杉並木(脇に雪が残る)
6:41 高尾山薬王院本堂(朝のお勤めを終わり本堂を出る僧呂二人と出会う)
昔から天狗が住むといわれてきた・境内には、鼻の高い大天狗とカラスのくちばし
をもった小天狗2体の銅像が立っている
6:56 山頂到着(明治の森高尾国定公園 599.03m 高尾山頂)
昭和42年明治百年を記念して「明治の森高尾国定公園」となった。
晴れていれば遠くに富士山が見える(関東の富士見100景・高尾山山頂)
7:05 下山開始・途中から4号路(つり橋コース・1.5キロ)へ・途中で1号路と合流
7:21 みやま橋(つり橋)
8:01 高尾山薬王院別院着
8:02 高尾山(ケーブルカー・エコーリフト乗り場駅)
高尾山口駅前広場はこれから登山に出発する多くの人で混んでいた。
・多摩御陵と武蔵野御陵参拝(八王子市:3月1日)
JR高尾駅から多摩御陵・武蔵野御陵へは徒歩で約20分で行ける。
南淺川の川辺を歩き参道に出た。
御陵入り口に看板がある。
・大正天皇多摩陵 貞明皇后多摩東陵
・昭和天皇武蔵野陵 香淳皇后武蔵野東陵
参道は玉石が敷かれ、綺麗な杉並木が続く。
やがて左多摩陵・多摩東陵、右武蔵野陵・武蔵野東陵の表示板が。
左の多摩陵へ進む。
表面に大正天皇陵右側に貞明皇后陵。
貞明皇后陵を過ぎ右に進む。
表面に昭和天皇陵右側に香淳皇后陵。
参拝を終えた。
日曜日であったが広い御陵内には人影はない。
警備の皇宮護衛官が、夜になると山から猪も出てくることもありますよと。
資料には、大正天皇(大正15年崩御)・貞明皇后(昭和26年崩御)
昭和天皇(昭和64年崩御)・香淳皇后(平成12年崩御)
と。
「早起きは3文の徳」と言うことわざがある。
早起きし、一番列車に乗りミシュランの三ツ星に指定されている高尾山に登った。
予定より早く下山できたことで予定になかった御陵の参拝もできた。
晴れていれば向こうに富士が (イラストを模写)