チューリップと里山に春を求めて

kanazu362009-03-20

今日20日は、お彼岸の中日。
3月18日、庭で鶯の初鳴きを聞いた。
鳴き方はまだまだ。
18日の新潟県内は、フェーン現象の影響で気温が軒並み
20度を超えた。
上越市高田で25.8度と夏日・長岡市で23.2度・新潟市で22.6度。
夏の陽気に誘われ里山を歩き一足早い春の花を堪能した。
・チューリップ切花コンテスト(新潟市:新潟ふるさと村・3月15日)
 チューリップ切花コンテストが新潟ふるさと村で開催された。
 会場には「一般一重咲き部門」「大型長茎品種部門」などのチューリップの切花が105点
 展示されている。
 にいがたチューリップ人気品種投票も行われ、投票者には後日抽選で、チューリップ
 アレジメントが当たる。
 隣の会場では、チューリップ王国新潟「新品種展示紹介」と書かれた大きな看板の下に
 14新品種の花が咲く。
 新潟1号「梅小雪」と新潟2号「メリープリンス」は2007年に品種登録されているが、
 3号から14号までは品種登録出願中と書かれている。
 5号と12号が抜けている。
 係りの人に尋ねると「まだ開発中で発表までにいたらない」と。
 新潟県農業総合研究所園芸センターは、先日17年かけて開発した新品種「新潟13号」と
 「新潟14号」を発表、市場デビューは5年後だという。
 ・新潟13号は、白い縁取りのある赤い花びらが何層にも重なる八重咲きの花が咲く
 ・新潟14号は、先がとがった花びらが反り返るユリ咲き型で黄色い花が咲く
一足早い春の花をを求めて登山道が整備された本与板城跡と与板城跡に登った。
 ・本与板城跡(長岡市与板町・3月18日)
  登山道が整備された登山道入り口に駐車場ができた。
  山頂(約60m)の実城(本丸)までは約15分で登れる。
  登山道の左右に花が咲く。
  白いキクザキイチゲと薄紫色のキクザキイチゲカタクリ・スミレ・ショウジョバカマ
  などなど。
  山頂近くの「一の郭・二の郭間の大空壕跡」と書かれた標柱付近の山肌はショウジョ
  バカマの花の群生が登山者を歓迎する。
  山頂では鶯が鳴いている。
 ・与板城跡(長岡市与板町・3月18日)
  駐車場脇の山肌に白いキクザキイチゲが群生する。
  駐車場近くの畑にタンポポの黄色い花が咲く。
  山頂(104m)の実城(本丸)までは約20分で登れる。
  登山道登り口の八坂神社参道脇にキクザキイチゲが一輪咲く。
  花も咲いているが、本与板城跡と比べると花が少ない。
 ・国営越後丘陵公園長岡市宮本・3月18日)
  国営越後丘陵公園で14日から「雪割草まつり」が始まった。
  花と緑の館の広場に、「雪割草まつり・自然造形展示・早春の景」と書かれた看板があり、
  縦約2.5m・幅約7m・高さ約1.5mの花壇には650株の雪割草が植えられ
  色とりどりの花が咲く。
  屋外の雪割草群生地入り口の看板に「本日の開花100株」と書かれその脇に「雪割草
  群生地」の説明書きがある。
  雪割草群生地:雪国の早春をいろどる花、雪割草(オオミスソウ・キンポウゲ科)の自生地
  保護と、この花の群がって咲く姿をご覧いただきたく、2001年より自生のなかった
  この地に群生地再現を目指して植栽を始めました。
  本事業は、国際雪割草協会の協力のもとに進められています」と。
  パンフによれば、群生地内の散策路に約8万株の雪割草が植えられているという。
  散策路を歩いた。
  白・赤・紫・ピンク・薄紫などの雪割草が咲く。
  花は今日の夏の陽気で一気に開花、100株以上の花が咲く楽園に変身。
  エンレイソウの花も咲いていた。
・庭の花
 庭に出るとウグイスの鳴き声が聞こえてきた。
 わが家の庭も春の花が咲く。
 鉢植えの色とりどりの雪割草・福寿草・イワカガミ・クリスマスローズアズマイチゲ
 サクラソウショウジョウバカマジンチョウゲなどなど。
 ボタンの葉も日増しに大きくなる。
山も里も早春の花が咲く。
今年も昨19日から新聞に「花だより」の掲載がはじまった。
新潟県内の桜の名所はまだつぼみ。
新潟地方気象台は18日、新潟県の桜の開花日は昨年と同じ4月5日と発表した。
雪国新潟にも間もなく桜のたよりが届く。

あの山に登るんだよ (イラストを模写)