新潟の街の活性化に取り組む上古町と 本町下町

kanazu362009-03-21

かって新潟一の賑わいを見せた古町。
若者の足が遠のき昔の面影はなく、シャッター通りと呼ばれ
閑古鳥(カッコウトリ)が鳴く寂れよう。
新潟の上古町や本町下町を昔の賑わいにとりもどそうと
街の活性化に取り組む人たちがいる。
3月13日街の活性化に取り組む上古町と本町下町を散策した。
・傘プロジェクトと上古町小路地図(上古町)
 新潟市の古町通りは、1番町から13番町まであり東西に貫き、1番町から4番町までを
 上古町と呼んでいたが、最近では親しみをこめて愛称の「カミフル」と呼ぶ。
 上古町商店街の商店主らでつくる上古町商店街振興組合がこのほど商店街のPRも
 兼ねたオリジナル傘「カミフルアンブレラ」を貸し出す「傘プロジェクト」を始めた。
 昔懐かしい上古町の小路の解説とそこに店を構える商店を紹介する「上古町小路地図」も
 作成した。
 傘と地図は、商店街の所々に置かれた専用スタンドにある。
 傘のデザインと地図は「新潟の町古老百話」を参考にデザインやイラストやオリジナル
 グッイズを制作する上古町商店街振興組合理事・迫一成さんが作った。
 傘にはローマ字で「カミフル・アンブレラー」と日本語で「上古町商店街へ行こう!!」
 と書かれ、買い物袋をぶら提げ傘を差した主婦のイラストも描かれている。
 迫さんは、雨の日この傘を差し上古町小路地図を片手に上古町を散策してほしいと。
 上古町では現在新しいアーケードの建設が進み3月末までに完成の予定である。
・美容室の外壁に展示ボックス出現(新潟市東堀通3)
 東堀通3の通称新川小路の一角にある美容室「秘密基地」の外壁に展示ボックスが出現
 した。
 展示ボックスは、美術作品が展示されギャラリーボックスに変身する。
 展示ボックスの提供者は同美容室経営の木村英人さん(42)。
 展示ボックス大きさは、縦125センチ・横180センチ・奥行き35センチで前面が
 ガラス張り。
 オープニングは地元の作家・迫一成の絵画「iiee」展。
 店内の置かれているギャラリーボックスのこれからの予定表を見ると年内いっぱいは
 埋まっている。
 木村さんは「ギャラリーボックスのオープニングは、やはり地元の作家・迫一成さんに
 しました」と。
・本町下町をテーマーにした写真展の開催
 新潟市の本町通は、1番町から14番町まであり東西に貫き、12番町から13番町を下町
 と呼ぶ。
 本町通12番・13番の商店主でつくる下町商店会では、「第2回下町写真コンテスト作品
 展覧会開催のため作品を一般から公募し展覧会を通して地域の活性化を図ろうと計画
 した。
 展覧会は3月8日から15日まで12番町の空き店舗で開催した。
 会場には、「みなとまち新潟下町」のポスターが貼られ、下町が歩行者天国で賑わった
 30年前の商店街の様子を映したパネル写真23枚が飾られ、当時の街並みの商店街を
 紹介いる。
 その横に「当時の湊小学校の全校児童数は605人・19学級でした」と書かれた紙も
 貼られている。
 会場を訪れた年配者は懐かしい写真に足を止める。
白根市郊外の国道8号線沿いに「しろね大凧合戦」のPR看板がリニュアール
 しろね大凧合戦は毎年6月の初旬、第1木曜日から翌週の月曜日までの5日間開催
 される。
 「しろね大凧合戦」をPRするため国道8号線沿いの看板が新しくリニュアールされた。
 新しくリニュアールされた看板を3月13日見てきた。
 古い看板は1992年、白根北中学校開校時に国道沿いの歩道に30枚が設置された。
 設置から年数もたち、最近では色も落ち、傷みも目立つようになった。
 新潟市南区産業振興課では、特色ある区づくり事業として約60万円を掛けPR看板を
 リニュアール、設置枚数も110枚に増やした。
 新しい看板の大きさは、これまでと同じ縦85センチ・横60センチで表面に紫外線を防ぐ
 加工を施した。
 国道8号線を三條方向へ進み白根市の山崎興野を過ぎると左側歩道に看板が見れる。
 看板は2枚1組で飾られている。
新潟の街の活性化に取り組む若者の姿が、上古町や本町下町にある。

雨の日はこの傘差して (イラストを模写)