孫の特訓で妻と娘が連鶴折りに挑戦

kanazu362009-03-25

「連鶴の学校」といわれる村上南小学校の卒業式を
祝福するかのように3月24日の当日、新潟市北区太夫浜周辺の
水田に渡り鳥の珍客ナベヅル4羽が飛来したと新聞に。
昨年4月、村上に転校した孫が「連鶴1期生」として
村上南小学校を卒業した。 
学校では校章の2羽の舞鶴にちなんで全校生徒が連鶴を折る。
連鶴折りを覚えた孫二人が、妻と娘に折り方を教えた。
総合学習で連鶴を折る
 連鶴(つなぎ鶴とも呼ばれる)とは、何羽もの鶴が連なっている折鶴。
 学校の正面玄関には2羽の鶴が舞う校章が掲げられ、入り口のドア16枚に
 赤・白・黄・青・緑色などの連鶴の絵が描かれている。
 学校の正面からは臥牛山(標高135m)が見える。
 村上城は、臥牛山の山上と山麓部にわたって築かれた平城で山頂に「舞鶴城跡」と
 書かれた石碑が建つ。
 村上城は、市民から「舞鶴城」と別名で呼ばれ親しまれている。
 町の古老の話では、臥牛山にそびえ立つ村上城は、麓から見ると鶴が大きく羽を広げて
 いるように見えたことから「舞鶴城」と呼ぶようになったという。
 林栄一校長は、校章の2羽の舞鶴にちなんで、村上南小学校を「連鶴の学校」といわれる
 ようにしませんかと子どもたちにに呼びかけたところすぐに応えて連鶴の折り方を覚えた
 と、小学校だより「みなみ」の中で書いている。
 子供たちは総合学習の時間を利用し連鶴折りを覚えた。
 孫二人も覚え連鶴を折る。
 そして今年の6年生は「連鶴1期生」として学校から巣立った。
・娘と妻が孫の特訓で連鶴を折る
 娘も妻も折り紙で鶴は折れるが連鶴を折った経験がない。
 娘と妻が二人の孫の特訓を受け連鶴折りに挑戦した。
 2枚の折り紙を重ねて挟みで半分に切る。
 孫のしぐさを見ながら折る。
 娘と妻が、難しい同じ形にならない・・・。
 孫が首をかしげ「どこか違うんだよな」といいながら娘から折り紙を受け取る。
 折りかけた折り紙を開きながら「わかった。ここが間違っているよ」と。
 苦戦すること約10分、やっと娘と妻が一組の連鶴を折った。
 娘が一人でもう一度挑戦する。
 「やっぱりできない」と。
 また孫の手ほどきで連鶴折りに挑戦する。
 娘と妻の汗の結晶、赤・黄・緑・白・青・・・の約50羽の連鶴がテーブルの上に並ぶ。
完成した連鶴は、孫たちが記念に妻にプレゼントした。
妻は、孫が卒業の思いでに折った連鶴だから大事に保管するという。
何時の日か、孫たちがこの連鶴を見て「幼い日に祖母と母と一緒に折った思い出の連鶴
だよ」と子どもに話す日が来ることだろう。

どこか違うんだよな (イラストを模写)