道と橋

kanazu362009-04-06

今日6日は、全国の小中学校のほとんどが始業式を迎える。
「春の全国交通安全運動」も始まる。
「ETC補助枠の拡大」「直轄国道建設の一時凍結」など
道の話題が新聞に。
最近の新聞から道と橋の話題を拾った。
・道
 ・国道113号線荒川道路開通
  新潟県の県北を走る国道113号線の
  ・荒川道路:村上市南新保―同市坂町間(約3.6km)
  ・乙(きのと)バイパシ:村上市南新保(約0.4km)
  が3月21日開通した。
  現在建設中の日本海沿岸東北自動車道日東道)中条IC−荒川IC(仮称)間が開通
  した場合、村上市内と関川村内から新潟市内までの所要時間が約9分間短縮される。
 ・直轄国道建設の一時凍結で新潟県内の2道が凍結道路に
  3月31日国土交通省が建設中の18件の国道建設を一時凍結すると発表した。
  新潟県からは2道の凍結が決まった。
  ・関川村を走る国道113号線の鷹ノ巣道路(5km)
   村上市山形県高鼻町を結ぶ全長約80キロの地域高規格道路の一部
  ・国道17号浦佐バイパス(6.6km)
   南魚沼市市野江と魚沼市虫野をつなぐ道路
  地元自治体では国に対し必要性を訴え凍結撤回を求める働きかけを強める方針。
 ・カラー舗装路面と案内標識の矢印色の統一
  4月3日の新聞に新潟国道事務所が国道8号線の2箇所の道路にカラー塗装道路を
  導入したと出ており3日見てきた。
  ・国道8号線黒埼インターチェンジ入り口(新潟市西区黒埼)
   国道8号線を黒埼方向から新潟方向に進むと黒埼インターチェンジ入り口となる。
   入り口付近は4本の道路があり複雑で分かりにくい。
   左から上越・燕方向へ進む新潟西バイパス(BP)・新発田市方向へ進む新潟BP・
   青山方向へ進む直進・県庁方向へ進む直進。
   このため、新潟国道事務所は新潟西BPへ分岐する道路約130mのアスファルト 
   (路面)を緑色に、新潟BPは赤色に変えた。
   同時に上越・燕方向へ進む案内標識の矢印は緑に、新発田方向へ進む案内標識の
   矢印は赤と路面の色と同じ色に統一した。
  ・国道8号線旧白根市日の出町交差点
   追突事故が多発する国道8号線旧白根市日の出町交差点付近では、ドライがーに
   注意喚起をしょうと、国道8号桜町交差点から田中交差点間の700mの路面に
   鮮やかな赤色などで塗装した。
   日の出町交差点付近に近づくと車道は赤と緑に塗装され白字で「追突注意」と書かれ
   交差点内はすべて赤く舗装されている。
・橋
 ・新両郡橋の開通
  新両郡橋が開通したと聞き4月3日見てきた。
  3月29日中ノ口川をまたいで新潟市南区の茨曽根と西蒲区の六分を結ぶ「新両郡橋」
  が竣工し開通式が行われた。
  長さは108m、片側1車線で両側に歩道があり幅は17.5m。
  工事は2003年に始まり総工費約15億6200万円を費やして完成した。
  旧両郡橋は1934年(昭和9)10月に開通した。
  三角形を組み合わせたトラスという構造の橋は全国的にも珍しいといわれる。
  役目を終えた旧橋は、2009年度中に撤去される予定。
 ・阿賀野川松浜橋上流橋の名称が「ござれや阿賀橋」に決定
  新潟市阿賀野川下流新潟市北区名目所と東区津島屋を結ぶ全長937mの橋が、
  2009年度中に竣工し開通する。
  新しい橋名は「阿賀のござれや橋」「ござれや阿賀橋」「阿賀のみらい橋」「阿賀の
  ゆめ橋」「大阿賀ブリッジ」「大助小助橋(おおすけこすけ)」「チューリップブリッジ」
  の7候補から市民アンケートの結果を基に「松浜橋上流橋(仮称)を有効に使う会」で
  選考した結果、「ござれや阿賀橋」に決まった。
  「ござれや」とは、地元の方言で「おいでください」という意味。
  これで阿賀野川に架る橋は「泰平橋」「阿賀野川大橋」「ござれや阿賀橋」「松浜橋」
  などなど。
・番外:歩行者優先速度規制見直し
 交通標語に昔「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」と言うのがあったと記憶する。
 警察庁の外部委員会が道路の規制速度見直しに関する報告書をまとめた。
 「生活道路は時速30キロ以下の規制速度が望ましい」などの内容。
 生活道路は住宅地などを通り、歩行者や自転車が多く利用する道路。
 報告書は「車道の幅5.5m未満で中央線が無い道路」を想定している。
 交通死亡事故を見ると歩行者と自転車乗りの半数は自宅から500m以内の範囲で発生
 していると。
 生活道路に時速30キロ以下の規制速度が導入されるか。
人々の生活に欠かせない道と橋。
工事が一時凍結された新潟県内の2道は今後どうなるのだろうか。

路面がカラー舗装されたよ (イラストを模写)