新潟県の人口に見る少子化と新入生
今朝の新潟の街は「新潟ブルース」に歌われるような光景に
見まわれ霧が深かった。
4月7日新潟市の桜の開花宣言が発表された。
新潟県の人口減が続き子どもの数も減っている。
昨4月7日の新聞に、今春新潟県内の小学校に入学した新1年生は1万9391人で、
前年より1245人減少と。
母校上越市立大手町小学校の新1年生が46人と。
間違いではと目を疑った。
私たちのころは、60人以上のクラスが7組もあったのに。
・新潟県の人口推移
新潟県の人口が240万を割ったのが昨年4月で4月1日時点の推定人口が
239万4472人。
240万人の大台を割ったのは、月別人口では1977年4月1日時点以来31年ぶりの
ことだった。
以後毎月減少が続き2009年3月1日時点の人口は、
239万945人(男115万5853人・女123万5092人)
昭和22年一般公募により制作された「県民歌」、
世紀明けゆく西北の 山河新たに旭(ひ)は映えて 県民二百五十万
希望に燃えてこぞり起(た)つ ここぞ民主の新潟県
と県民歌に県民250万人が歌い込まれている。
県人口が最も多かったのは、1998年1月1日時点の249万3605人で、250万人
目前まで迫った。
今となっては250万人は夢のまた夢に・・・
新潟市の2009年3月末の人口は、
80万1998人:前月比―2159人(男38万6445人・女41万5553人)
・新潟県の新1年生(県教育委員会のまとめから)
少子化現象で今春の新潟県内の小学校に入学した新1年生は1万9391人で、前年度
より1245人少ない。
学校数は549校で、閉校と新設統合により前年度より9校減った。
統計に残る中で入学者数が最も多い1994年度の2万6859人に比べ、7468人
少ない。
減少数が1000人を超えたのは2002年度(1472人)以来。
本年度、新入生がいない小学校は8校。(十日町市と佐渡市が各2校・南魚沼市と津南町
と阿賀町と新潟市が各1校)
新入生が一人の学校は13校。
国立大学になって60周年を迎える節目の新潟大学の入学式には、九つの学部や大学院
などに計3390人が入学した。
・「学規」を座右の銘に
会津八一記念館では会津八一が自ら定めた、
・ふかくこの生を愛すべし ・かえりみて己を知るべし ・学芸を以って性を養ふべし
・日々新面目あるべし
の「学規」を座右の銘とし、「命を大切にし」「反省を怠らず」「学問芸術で人格を磨き」
「毎日着実に前進しょう」という生活指針を新入生のはなむけの言葉として贈っている。
わが家では孫が中学校に入学した。
孫に「学規」をはなむけの言葉として贈りたい。
孫が中学生に (イラストを模写)