ギフチョウに魅せられ黒滝城址に二度 登る

kanazu362009-04-23

弥彦村では、深沢弥七郎が城主を務めた「黒滝城址」を
知ってもらおうと「春の山野草鑑賞とNHK大河ドラマ
天地人”ゆかりの地を巡るトレッキングツアー」を企画した。
4月11日トレッキングツアーに参加、山中でギフチョウ
出会いギフチョウに魅せられ2日連続で黒滝城址に登った。
ギフチョウ
 剣ケ峰(292m)に通ずる山道で、山肌の斜面を乱舞するチョウを見つけた。
 カンアオイを食草にする黒・黄・赤と色鮮やかなギフチョウだ。
 山道は狭く一人がやっと歩ける道。
 勝手に立ち止まって写真を撮れない。
 剣ケ峰を過ぎ黒滝城址の吉傳寺曲輪広場に着くと目の前を10匹以上のギフチョウ
 上へ下へ右へ左へと乱舞する。
 やがて一匹が土の上に止まって羽を休めた。
 近づいてカメラを向けるとすぐに飛び去る。
 今度は成功かとシャッターを押そうとすると別のチョウが飛んできて飛びたちランデブーを
 始める。
 団体のため自分勝手な行動は取れない。
 今日の撮影はあきらめた。
・再挑戦
 翌朝6時半、ギフチョウの写真を撮るため一人で黒滝城址登山口に直行した。
 早朝の山は人影もな約15分で吉傳寺曲輪広場に到着した。
 朝日のさすなか、数匹のギフチョウが乱舞している。
 じっくりとギフチョウの行動を観察した。
 飛び去ってもまた同じ場所に戻り羽を休める。
 羽を休める場所でカメラを構えて待機した。
 ギフチョウとにらみ合うこと約30分。
 やっとシャッターチャンスがきた。
 2日かかりの執念でギフチョウの写真を数枚撮った。
・番外:チョウの話題が新聞に
 ・アサギマダラ
  東南アジアなどに広く分布し、長距離の渡りをすることで知られる「アサギマダラ」
  が、日本から約1600キロ離れた中国本土まで移動していたことが、日本と台湾の
  研究者らの調査で確認された。
 ・キマダラルリツバメ
  キマダラルリツバメは環境省が準絶滅危惧種に指定する希少種。
  日本では、岩手県から島根県までの本州で局所的に生息している。
  新潟県では2001年に阿賀町で生息が確認された。
  阿賀町教育委員会は4月3日、「キマダラルリツバメ」を町の天然記念物に指定する
  ことを決めた。
日本から中国へ1600キロも移動するアサギマダラ。
町の天然記念物に指定されたキマダラルリツバメ。
そして美しさが人を魅了するギフチョウ
わが家の庭でもアゲハチョウとモンシロチョウが舞う。
チョウもいろいろ。

庭でアゲハが舞う (イラストを模写)