大相撲に新ライバル高校横綱と中学横綱登場

大相撲夏場所が明日１０日から始まる。
今場所も東西横綱白鵬と朝青龍の優勝争いが焦点。
話題もある。
場所前の５日大関琴欧洲が婚約を発表、躍進の場所となるか。
元高校横綱の新関脇豪栄道と元中学横綱の新小結栃煌山の新ライバルが夏場所で火花
を散らす。
などなど。
昔から相撲界では、当時の強豪横綱たちの名を取って時代の名称とした。
栃錦と若乃花には「栃若時代」、大鵬と柏戸には「柏鵬時代」、北の湖と輪島には「輪湖
時代」、貴乃花と曙には「貴曙時代」、朝青龍と白鵬には「青白（龍鵬）時代」と。
・元高校横綱新関脇豪栄道と元中学横綱新小結栃煌山（豪煌時代？）
　・新関脇豪栄道（境川部屋・２３・埼玉栄高）
　　高校横綱・初土俵２００５年１月　・入幕２００７年９月　・敢闘賞２回　・技能賞１回
　　初日の相手は大関琴欧洲
　・新小結栃煌山（春日野部屋・２２・明徳義塾高）
　　中学横綱・初土俵２００５年１月　・入幕２００７年３月　・敢闘賞１回　・技能賞１回
　　初日の相手は横綱白鵬
　番付発表後のインタビューで豪栄道は「１０番勝ちたい」、栃煌山は「豪栄道が１０番なら
　自分は１１勝したい」と早くもライバル心をあらわにした。
　ファンは「豪煌時代？」の到来を期待する。
・栃若時代
　第４４代横綱栃錦と第４５代横綱若乃花（初代）との対決で多くのファンを沸かせ「栃若
　時代」を築いた。
　優勝回数は栃錦１０回、若乃花１０回。
・柏鵬時代
　昭和３６年（１９６１）９月２６日、大相撲秋場所後の横綱審議会が東京都内で開かれ、
　秋場所で優勝した大鵬と、優勝決定戦で大鵬に敗れた柏戸の両大関を満場一致で横綱
　に推薦した。
　大鵬は２１歳３カ月、柏戸は２２歳１１カ月と、いずれも史上最年少（当時の記録は
　照国の２３歳６カ月）の横綱誕生で「柏鵬時代」が幕を開けた。
　同時横綱昇進の第４７代横綱柏戸と第４８代横綱大鵬との対決は、多くのファンを沸かせ
　「柏鵬時代」を築いた。（引退日で第４７代横綱が柏戸、第４８代横綱が大鵬）
　優勝回数大鵬３２回、柏戸５回。　
・輪湖時代
　第５６代横綱北の湖と第５４代横綱輪島との対決は、多くのファンを沸かせ「輪湖時代」を
　築いた。
　優勝回数は北の湖２４回、輪島１４回。
・隆千代時代と千代の富士時代
　第５８代横綱千代の富士と第５９代横綱隆の里が４場所連続で千秋楽相星で当たった
　ときは「隆千代時代」なる名もつきかけたが、あっという間にポシャッてしまった。
　千代の富士在位の時代に他にライバルと言える力士の存在はなく、「千代の富士時代」や
　「千代時代」と呼ばれる。
　優勝回数は千代の富士３１回、隆の里４回。
・貴曙時代貴乃花と曙
　第６５代横綱貴乃花と第６４代横綱曙との対決は、多くのファンを沸かせ「貴曙時代」を
　築いた。
　優勝回数貴乃花２２回、曙１１回。
・青白時代（龍鵬時代とも）
　ともにモンゴル出身の東西横綱朝青龍と白鵬。
　現役力士で今後も両横綱の熾烈な優勝争いが続く。
　優勝回数朝青龍２３回、白鵬１０回。（２００９年春場所現在）
大相撲界に日本人の横綱は何時誕生するか。
日本人期待の星、新関脇豪栄道と新小結栃煌山がんばれ！！。

ライバル対決豪煌時代は来るか　（イラストを模写）