五頭薬用植物園と庭の薬草

kanazu362009-06-23

今年も6月7日に阿賀野市畑江の五頭薬用植物園が園開き
した。
園開きした五頭薬用植物園を14日1年ぶりに訪れた。
・五頭薬用植物園
 五頭山の麓にある五頭薬用植物園は、いこいの森の中の約13000平方メートルに
 昭和59年にオープンした。
 植物園は、新潟薬科大学付属薬用植物園五頭分園で入園は自由で無料。
 入り口に「五頭薬用植物園」の看板が立ち、「五頭薬用植物園主要植物あんない」の
 パンフと「五頭薬用植物園アンケート」用紙が置かれている。
 自然のままに保たれた園内を遊歩道に沿って歩くといろんな薬用植物に出会える。
 「千年の後まで残そう薬草園」と書かれた標柱も立つ。
 園内に自生している薬用植物は約200種。
 それぞれの薬用植物に名前入りの看板が立てられ、薬草に関する知識と薬草を利用した
 健康づくりの説明文が書かれている。
・薬草いろいろ
 パンフレットの「植物あんない」と自生する「薬用植物」を対照しながら園内を歩いた。
 ・キハダ:内樹皮:苦味整腸、悪酔いしない
 ・キヅタ:はれもの
 ・サンシュウ:疲労や性欲回復、食欲増進等
 ・ヤブコウジ:根茎を煎じて咳止め等
 ・サンショウ:健胃、かぶれ、利尿、寄生虫駆除
 ・オオバコ:煎じて咳止め(種子)や利尿(全草)
 ・ワレモコウ:乾燥根を煎じて下痢止め等
 ・ヒメアオキ:あぶった葉を霜焼け、切り傷
 ・ジキタリス:強心、利尿
 などなど。
・庭の薬草
 地方紙新潟日報に連載された「ぶらり五頭薬草園」の中から庭にある薬草を探した。
 ・ツユクサ:食後の血糖値上昇を抑制 ・オオバコ:消炎、利尿、下痢止め、咳止め
 ・スズラン:火傷、凍傷、切り傷 ・ドクダミ:消炎、利尿、下痢止め、咳止め
 ・ツワブキ:打撲、切り傷、火傷 ・フキ:咳、痰(たん)
 ・コモギ:健胃、下痢止め、止血、もぐさ原料 ・フジ:下剤
 ・サンショウ:芳香性辛味健胃薬、駆虫薬 ・サフラン:鎮静、鎮痛、通経
 ・イカリソウ:強壮、強精薬 ・コシノカンアオイ:鎮静、去痰、利尿、
 ・ミツバアケビ:消炎性利尿、通経、鎮痛 ・ヤマウコギ:強壮、利尿
 ・ノアザミ(わが家は園芸用ドイツアザミ):利尿、神経痛、止血
 などなど。
オオバコやドクダミは雑草だとばかり思っていたが。
五頭薬用植物園の広い園内に自生している薬用植物は約200種。
わが家の庭には15種類以上もの薬草が。
雑草のオオバコやドクダミも薬草だと思うと親しみが・・・

オオバコも薬草だよ (イラストを模写)