大河ドラマ天地人と天神山城

kanazu362009-07-05

「そう遠くない日に」「しかるべき時に」の言葉が流行語のように
連日テレビから流れる。
今日5日の天地人は「与六と与七」の樋口兄弟だ。
与六はのちの直江兼続で与七はのちの大国実頼
天神山城のふるさと旧岩室村は大国実頼のテレビ登場を今か今かと待っていた。
樋口与七小国家に養子に入り小国氏を相続のちに主君上杉景勝の命により大国実頼
改名。
7月3日天神山に登り天神山城跡物見台から田んぼアートの「みらいくん」を見てきた。
・小国氏と大国実頼
 ・小国氏
  名族小国氏は清和天皇を租とする由緒正しい源氏の系統と伝えられている。
  ・仁平3年(1153)源三頼政の弟小国頼行が天神山に城を築き嫡子宗頼を住まわせる
  ・安元2年(1176)小国頼継(頼連)が天神山初代城主
  ・文治4年(1188)小国頼連が頼政の子小太郎を養子として迎え、小国吉政と名付け
   松岳山城を築き居城させ天神山城の支城とした
  ・正平7年(1352)小国頼景天神山城、松岳山城を復城
 ・大国実頼
  ・天正10年(1582)主君上杉景勝の命により樋口与七が小国重頼の養子となり
   小国氏を相続し天神山城主となる(知行高9041石)
  ・天正15年(1587)主君上杉景勝の命により小国から大国但馬守実頼改名、
   豊臣秀吉聚楽第新築に上杉家の賀使として秀吉に謁する
  ・慶長3年(1598)上杉家の会津移封により大国氏も会津に移り大国実頼は、
   西会津南山城2万4300石の城主となる
・天神山城
 天神山城址は,岩室温泉と石瀬の境にある標高234.5mの天神山にある中世の山城。
 南北に走る尾根には,大小7本の空壕が配され,その頂上に本丸がある。
 武者溜り、瓢箪池、土塁・石塁など中世の城郭跡がほぼ完全な姿で残っている。
 仁平3年(1153)源三頼政の小国弟頼行が天神山に城を築き嫡子宗頼を住まわせる。
 慶長3年(1598)上杉家の会津移封により大国氏も会津に移り、445年続いた天神山城
 は廃城となる。
大国実頼キャラクターの愛称は「みらいくん」
 天地人のふるさと新潟市では天地人ブームにあやかり、旧岩室村の天神山城と城主
 大国実頼をPRするため大国実頼キャラクターを作成した。
 作者は武蔵野美術大学の高橋里佳さんで、右手に稲穂を持ち可愛らしい天神山城主
 大国実頼と妻のキャラクターが完成。
 愛称は応募の結果「みらいくん」と「おえいちゃん」と決まった。
田んぼアート「みらいくん」
 5月16日(土)約50人が参加者し、新潟市西蒲区石瀬地内の田んぼアートの田植えを
 行った。
 50aの田んぼに大河ドラマ天地人」主人公直江兼続実弟である天神山城主大国実頼
 のキャラクター「みらいくん」のデザインを描いた。
 7月3日天神山に登り天神山城跡物見台から田んぼアート大国実頼のキャラクター
 「みらいくん」を眺めると兜をかぶった愛嬌のある顔のみらい君が眼下に。
 8月上旬には熱気球から眺める・9月下旬には稲刈りイベントが計画されている。
今日放送の「天地人紀行」で、旧岩室村の天神山城跡と岩室温泉が紹介されるという。
どんな風に紹介されるだろうか楽しみだ。

眼下の田んぼに「みらいくん」の姿が (イラストを模写)