杉の下草刈りと山ヒル騒動

kanazu362009-07-09

7月5日、森の作業体験バスツアー「杉の下草刈り」に参加した。
人気ツアーで今回もバス2台80人が作業に参加した。
・1回目の杉の下草刈り作業(2008年9月28日)
 今回の森の作業体験は昨年5月18日に旧上川村高出地域の
 山に約800本植林した杉苗の下草刈り作業である。
 私は昨年約20本植林しそのうちの1本に名前とコメント入りの板木を立てた。
 昨年9月28日の下草刈り作業のとき自分の名前入りの板木を見つけ感動した。
 杉苗は夏の暑さや雑木や雑草にも負けずに青々と生育していた。
 来年も下草刈り作業があると知り杉苗の位置を目標物などで確認し図面を書いた。
・2回目の杉苗の植栽作業体験(2009年7月5日)
 地元にボランティアの人たちが先導役となり背丈の高い雑木や雑草を電動草刈機で
 刈り取って行く。
 そのあとを釜を持ち植林した杉苗を目当てに斜面を登った。
 今年も名前入りの板木を発見した。
 杉苗は元気に育っていた。
 雑草に覆われている杉苗をデジカメで撮った。
 下草刈り後、杉苗と板木を入れてもう1枚デジカメで撮った。
 近くにいた人が「杉苗と板木の一緒の記念写真を撮ってあげますよ」と。
 あちこちから「あった」「見つけた」と歓声が上がる。
 雨あがりの蒸し暑い中での作業は1時間半で終了した。
 何本杉苗の下草刈りをしただろうか。
・山ヒル騒動
 「今朝からの雨で草は濡れています。むし(山ヒル)も動き出します。肌を出さないように
 注意して下さい」と林業組合の人が。
 田んぼや川にいるヒルを知っている人は多いが、山ヒルを知る人は少ない。
 村松白山(1012m)は、麓に蛭野集落があるほどで山ヒルがいる山として知られている。
 五泉に勤務していた時、白山登山で何回も山ヒルに噛まれた経験がある。
 湿気と蒸し暑さが山ヒルの活動を活発にする。
 下草刈り作業が終わり林道に集合した。
 山ヒルに噛まれた人が数人。
 誰かが「首のタオルにヤマヒルがいますよ」と。
 たたき落された山ヒルアスファルトの上を尺取り虫のように動く。
 こげ茶色で爪楊枝くらいの太さ。
 こらが血を吸うと親指くらいの太さになる。
 噛まれると血小板が破壊され血はなかなか止まらない。
 噛まれた人はカットバンを貼っていた。
・番外:癒しは温泉で 
 杉の下草刈り作業のあとは、近くの「みかぐら荘」の温泉で体の疲れを癒した。
 主催者の肝いりでじゃんけん大会が行われた。
 優勝者に賞品として、ペアー1組を招待する「温泉宿泊招待券」がでる。
 安田町から参加した女性がみごと優勝し招待券を獲得した。
来年も森の作業体験バスツアーで「杉の下草刈作業」が行われるという。
是非参加し大きく生育している杉苗をまた見たい。

植林した杉苗を見つけた (イラストを模写)