水と土の芸術祭見学で信濃川を歩く
「水と土の芸術祭」が7月18日開幕した。
新聞に「13カ国のアーティストによる、71の作品が
あなたのまちにやってくる。」と新潟市の大きな地図の上に
作家名と作品名の展示場所が示されている。
作品は美術館などの屋内施設と屋外の野などに。
40カ国と地域の作家による約370点の作品が十日町市と津南町の里山に展開する
「第4回大地の里芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ2009」も7月26日開幕した。
7月20日、信濃川のやすらぎ堤とみなとさがんを歩き水と土の芸術祭の屋外作品を
見てきた。
・信濃川のやすらぎ堤
・17番:ジャウマ・プレンサ(スペイン)
小山の上に木を抱える2体の像は、アルファべっとやキリルもじなど様々な文字で
覆われている。
木は像と共に育つ。
・18番:王文志(台湾)
在水一方
竹で編まれたドームは、信濃川の水と大地の緑と竹の緑に溶け込み彩をます。
ドームに入り天井を見上げた。
竹の網目から空の青が。
中央は掘りごたつのように掘り抜かれ癒しの空間となっており腰掛けて団らんできる。
小窓からは信濃川の流れが見渡せ、清風がドームを吹きぬける。
・信濃川のみなとさがん
20番:北沢潤(日本)
伝馬船が浮島に変身。
浮島に土とわらで作られた家が4軒。
ロープが植木鉢代わりとなり中からアサガオの花が3輪顔をのぞかせている。
「島民不在の時は入島を禁止」の文字が印象的。
・関分記念公園
・24番:管懐賓(カン・ハイピン:中国)
二つの竜骨は大海に船出する舟のようでもあり、精神の表れでもある。
信濃川関屋分水路から日本海の大海原に今まさに竜骨が船出しょうと。
白と赤と黒の色が・・・
公園内の高台からは、大きく足を広げたオオダコ(滑り台)が船出を見送るようだ。
「水と土の芸術祭」は12月27日まで開催される。
新潟市全域の面積は726キロ平方メートと広い。
71作品のうち期間中に何点観ることができるだろうか。
信濃川を歩き作品を観る (イラストを模写)