日本文理が新潟県勢初のベスト4進出

kanazu362009-08-22

第91回全国高校野球選手権大会12日目の21日、
日本文理は準々決勝で立正大淞南(島根)を11:3で破り
新潟県勢初のベスト4に進出、大会14日目の23日決勝戦
進出を懸け戦うを戦う。
日本文理立正大淞南(島根)戦に勝利ベスト4進出
 日本文理は二回1死満塁から中村の左前打で先制。
 立正大淞南は四回、成田の中前適時打で同点に追いつくと、堂元が押し出しの四球を
 選び逆転した。
 日本文理はその裏、高橋隼の左前適時打で追いついた。
 立正大淞南は六回、崎田の左越えソロ本塁打で再び2:3と勝ち越した。
 粘る日本文理はその裏、切手の左中間適時三塁打で同点に追いつくと、崎田の2度の
 ワイルドピッチで2点を挙げ初めて5:3と勝ち越した。
 7回には中村の左越えタイムリ二塁打で1点を追加6:3。
 8回には高橋義の右越え2点本塁打など5安打で5点を挙げ11:3とリードを広げた。
 最終回は、伊藤投手が相手打線をピッチャゴロ・サードフライ・ショートゴロの3者凡退に
 打ち取りりゲームセット。
・脅威の日本文理打線3試合で50安打
 ・2回戦の寒川高校(香川)船では、ホームラン1本を含む11安打で4:3と夏甲子園
  初勝利
 ・3回戦の日本航空石川(石川)戦では、ホームラン1本を含む20安打で12:5と圧勝し
  ベスト8に進出(毎回安打)
 新潟県勢のベスト8進出は、1920年(第6回大会)の長岡中学・1926年(第12回大会)
 の新潟商業・1984年(第66回大会)の新潟南に続き4度目。
 ・準々決勝の立正大淞南(島根)戦では、ホームラン1本を含む19安打で11:3と圧勝し
  ベスト4に進出(毎回安打)
 新潟県勢のベスト4進出は初。
 大会14日目の23日、帝京:県岐阜商の勝者と決勝戦進出を懸け戦う。
 日本文理は、2試合(日本航空石川立正大淞南)連続で大会史上初の毎回安打を記録
 した。
新潟県勢の夏の甲子園勝ち星数通算19勝で全国ワーストを脱出
 今年の夏の甲子園大会が始まる前までは、新潟県勢の夏の甲子園勝ち星数通算16勝と
 全国ワーストだった。
 今大会で日本文理が3勝目を挙げ、通算19勝48敗となり山形県の17勝48敗を上回り
 最下位を脱出した。
日本文理の甲子園出場までの戦跡 
 シード校の日本文理は2回戦から登場。
 ・2回戦新潟東に11:0 ・3回戦長岡向陵に7:0 ・4回戦佐渡総合に8:1
 ・準々決勝高田農に10:0 ・準決勝県央工に10:0 ・決勝中越高に12:4
 と大差で破り3年ぶり夏5回目の甲子園出場を決めた。
 県大会6試合で159打数63安打(本塁打3・三塁打7・二塁打15・ヒット38)
 でチーム打率は3割9分6厘と打撃のチーム。
・戦後新潟県勢の甲子園勝利高
 ・1961年夏 新発田農 1勝 ・1963年夏 新潟商 1勝
 ・1976年夏 高田商 1勝 ・1981年夏 新発田農 2勝
 ・1984年夏 新潟南 2勝 ・1993年夏 新潟明訓 1勝
 ・1994年夏 中越 2勝 ・1999年夏 新潟明訓 1勝
 ・2006年春 日本文理 2勝 ・2007年夏 新潟明訓 2勝
 2009年夏は、日本文理が3勝しベスト4に進出、23日決勝戦進出を懸け戦う。
日本文理グランドのレフト側スタンドには「全国制覇」「GO THE DISTANCE」の2枚の
横断幕が掲げられている。
夢の全国制覇まであと2勝。
深紅の大優勝旗三国峠を越えるか・・・

連打だ (イラストを模写)