懐かしい速記技能検定試験の思い出

kanazu362009-08-28

文部科学省は27日、今年4月に小学6年と中学3年の
全員を対象に実施した「2009年度全国学力テスト」の結果を
公表した。
秋田と福井が2007年度から3年連続で好成績を挙げた。
新聞に9月30日「第169回速記技能検定」を長岡市中央公民館で実施という記事を
見つけた。
懐かしい言葉だ。
今から30年前の1979年(昭和54)に長岡女子高校で5級を受験し合格した記憶が
甦った。
・速記とは
 簡略化した符号を使って言葉を速く書くこと。
・通信教育で早稲田式速記に挑戦
 高校時代母校高田商業にも速記クラブがあった。
 クラブでは確か「中根式」だったと記憶している。
 高校卒業後、新聞広告で「1分間に350文字が書ける」速記という記事を見つけた。
 昭和37年のことだ。
 早速テキストを取り寄せ独学で勉強した。
・サマースクーリングを受講
 夏休み東京の川口学園でサマースクーリング講習があったので夏季休暇を取り参加した。
・5級検定に挑戦:合格 
 検定は1級から6級までの6階級がある。
 1級は分速320字・10分朗読で3200文字を130分で反訳・許容失点64字
 2級は分速280字・10分朗読で2800文字を130分で反訳・許容失点56字
 3級は分速240字・5分朗読で1200文字を60分で反訳・許容失点36字
 4級は分速180字・5分朗読で900文字を60分で反訳・許容失点27字
 5級は分速120字・5分朗読で600文字を60分で反訳・許容失点24字
 6級は分速80字・5分朗読で400文字を60分で反訳・許容失点16字
 日記を見ると5級検定に挑戦したのが「第50回速記検定試験」。
 1979年(昭和54)11月25日(日)で会場は長岡駅前の長岡女子高。
 検定後配布されたし解答と自分の解答を照合し自己採点すると19文字に誤りが見つかり
 合格ラインぎりぎり。
 12月15日「合格通知」のハガキが届いた。
 「あなたは第50回速記技能検定5級に合格されましたのでお知らせいたします。
 昭和54年12月8日・財団法人に本速記協会」
 5級合格の次ぎは4級だとはりきっていたのだが・・・
 速記の勉強もいつの間にやめてしまった。
本棚には「速記検定チャレンジシリーズ3級・2級用(早稲田速記通信教育センター)」の
問題集が、ほこりをかぶって眠っている。
速記検定試験という懐かしい文字に30数年前の青春時代を思い出した。

この文字を速記で書くと (イラストを模写)