小堀に金魚が泳ぎ西川に錦鯉が泳ぐ

昨８日のＮＨＫまちかど情報室「ひと味違う東京ツアー」の放送の
中で隅田川の浄化が進み透明度が２ｍにもなり、きれいな川に
魚や鳥たちが戻ってきたと。
私の住む新潟市西区坂井輪地内でも小堀や西川の浄化が進み
金魚や鯉や鮒が泳ぐ昔の川に戻りつつある。
・小堀（通称：一番堀）に金魚や鮒や錦鯉が泳ぐ
　新潟市西区坂井東６丁目の新通小学校校舎の両側に大堀と小堀（一番堀）が流れて
　いた。
　大堀は埋め立てられ大堀幹線となった。
　小堀は昔の農業用水路で今も小学校脇に残っている。
　全長は約３キロ・幅約１ｍ。
　宅地化が進み用水路に生活排水が流れ込むようになり悪臭を放つドブ川になって
　しまった。
　昨年、念願の下水道が完備されたことで生活排水の流れ込みもなく川の流れは止まった。
　不要となった用水路の一部を利用し金魚や鮒や錦鯉が泳ぎホタルが舞い野生の生き物
　たちが暮らせる場所にしょうと地元の有志５人が立ち上がった。
　堀周辺の草を刈り水路内の清掃をし井戸を掘り湧き水を用水路に循環させ、魚などが
　心地よく住める自然を取り戻す環境つくりの取り組みを始めた。
　透明度が戻りきれいになった小堀に金魚や鮒や錦鯉などを放流した。
　用水路に湧き水が流れ落ち水車が回る中を金魚や錦鯉や鮒が泳ぐ。
　用水路の脇の空き地には花も植えられている。
　有志の一人桑原秀行（６８）さんは、「ホタルの幼虫が住める場所も作り飼育しています。
　光を放つまでには３年かかります。今年は間に合わないので十日町から平家ボタルを
　３０匹譲り受け７月にホタル祭りを開きました。現在２０万円の補助金を受け風力発電の
　設置を計画しています」と。
・西川に錦鯉や鮒が泳ぐ
　町内の外れを西川が流れる。
　西川も地域住民の西川をきれいにする会の「クリーン作戦」で年々川がきれいになって
　いる。
　錦鯉や鮒が泳ぐ西川遊歩道を歩いた。
　川沿いに
　・西川をきれいにしましょう。錦鯉の放流場所
　・西川をみんなできれいにしましょう。ここは錦鯉の餌つけ場所です。
　の看板が立つ。
　西川に放流される錦鯉の稚魚は、毎年旧山古志村漁協から提供される。
　坂井橋脇の「い鯉の広場」の水辺には沢山の鮒の泳ぐ姿が見られる。
　近くではカルガモの親子（５羽）が泳ぎ釣りを楽しむ人の姿も。
多くの人たちの協力で小堀や西川にも魚の住む昔の自然が甦る。

金魚や鮒や錦鯉が泳ぐ　（イラストを模写）